第八十ニ番札所 根来寺(ねごろじ) 4月6日木曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 大悲殿
左下: 根来寺

【ご朱印】
右上: 四國八十ニ番
中央: 丸印 梵字
左下: 根来教寺之印

墨書の大悲殿で、「大」と「殿」の右払いが角度、太細(強弱)が同じ調子で心地よい。書道って、流れやリズムも大事だよ。この「大」の字、私は好きだな。
 

4月6日木曜日の行程
ニューサンピア坂出7:32発 → 十九丁8:26着 地図紛失に気づきすぐ戻る  → 根来寺まであと3.5K地点の道標目前で発見 すぐ戻る8:54着 → 十九丁9:24着 → 遍路休憩所中山9:45着 → 82番根来寺10:08着10:34発 → 車道との合流地点11:03着 → 赤子谷 五龍九霞への分岐点11:26着 → 池の前 小学校の下12:09着 → 鬼無駅踏切12:24通過 → 飯田へんろ休憩所12:40着13:10発 → 83番一宮寺14:53着15:19発 → 鹿角町交差点15:53通過 → 上天神町交差点歩道橋とエレベーター有り16:11通過 → 東はぜ地下道16:30通過 → ホテルNo.1高松17:04チェックイン

 
今回の大ミスは地図紛失。山道歩いてる途中で大きい地図がないことに気づいて焦った。地図なくても後半の6日間は大丈夫だろうと自分に言い聞かせるようにしたが、やっぱり大きい地図がないと困る。途中で買い足すこともできない地図だ。なので、すぐ見つかるだろう、あるいは後から来た人が拾ってくれて出合わないかな、とか都合よく考えながらも飛ぶようにして戻った

十九丁のお大師様から走るようにして30分戻り、往復で1時間のロス。山道をだいぶ登っていたので戻る際の落胆は大きかった。ここで時間を稼げると思っていたのに逆に1時間も損したことに一人しょげた。

地図はすぐに出して広げるのでいちいちしまわなくてもいいやと、ウェストポーチと体の間に挟み込んでしまった。前にもこうやって落として、すぐに自分で見つけて事なきを得たことがあった。だから注意していたつもりが、夢中になって高さのある段差を大股で上ったり下りたりするときにウェストポーチがずれ、地図が下に落ちて行ってしまったのだろう。

地図を発見したとき、地図は私が来るのを待っていたように感じた。こうやって、一緒に苦労を共にしたものを私は捨てられないのだ。ここがどの辺かと見渡せば、地図をおなかに挟んですぐの地点だったよ。

地図をビニールのポーチに入れて持ち歩こうとマップケースも買ったが、裏返したり上下左右を入れ替えたりするため出し入れするのが非常に面倒でもうやめた。雨の時や川に落としても大丈夫な防水性能の高い高価なものだったが、結局使わず。。。宝の持ち腐れ。


上:十九丁目付近

第80番札所国分寺からの遍路道との三叉路がちょうど19丁(根香寺から19×109m=約2km)になります。ここには石垣で形作られたやや広い平坦地があり、香川県による発掘調査の結果から、19世紀前半の小さなお堂と休憩所のようなものがあったと考えられています。他にも一際目を引く高い場所に据えられたお地蔵さんや、中務茂兵衛の道標、遍路墓などの石造物が見られます。(坂出市HPより引用)

 


上:車道に出てからあった立派な新しいトイレの中山休憩所。ボランティアの方が清掃してくださっていた。


上:トイレ前の立て看板。


上:中山休憩所のちょっと先にあった茶店の方に、根来寺さんへの道を尋ねた。販売機で水を1本買ったから店で何も買わなくてもいいでしょ?へんろ道への分岐。中国語、韓国語、英語だよ。だがこのように多国語で書かれている道標は今までも滅多になかった。外国の人は迷わず行けたのかと、私はいつも心配したもんだ。


上:真新しいへんろ小屋。だけどもう根来寺近い。そばに果樹園だったか観光施設があるからなのね。


上:根来寺さんの山門


上:額は青色の塗料で青峰山、大きなわらじが健脚を祈る。


上:また急峻な階段が待ち構える。

いろいろなありがたい仏様が出迎えてくれる。浄財入れなきゃね~。


上:白い花の樹木はハクモクレンと思うがどうかな。奥には屋根付きの大きな木が。


上:今は枯れてしまったのだろう。だが霊力感じるような幹の太さ。残念ね。


上:石に彫られている文字は白こぶしと読むのか。IMEパッドで手書きで漢字を探してみたが良く分からない。だが検索したら根来寺の古木は大欅と出ているサイトがあった。ケヤキだったのね、それならこの幹の太さは分かる。私の地元にある青梅街道は両側に防風林としてケヤキが植えられているから。だけど、石に彫られている文字には「白」って書いてある。ケヤキに白もなにもないでしょ。やっぱりこぶしと読むのかな?もっと検索したらWikiに出ていた。

白猴欅(はっこうけやき) – 樹齢1600年とも言われるケヤキの老木であり、香川県の天然記念物に指定されていたが枯死した。名の由来は智証大師が寺院創建の折にこの樹を伝って下りてきた白い猿が大師を手助けしたと言われる伝説に由来する。平成3年(1991年)に株を生えていた場所に置き、屋根を付け保存されている。(Wikipediaより引用)

 

地図を落として探しに引き返したせいか、そのことばかりが印象に残ってお寺の印象は薄かったが、写真を見直してみるみる思い出した。本堂の奥だったか仏さまがいっぱいいらした。直下の写真じゃ灯篭しか見えないわ。でも金網の中に仏さまがいらしたはず。よく見る余裕はなかったがありがたく手を合わせてさーっと通過。


上:根来寺さん本堂


上:根来寺さん大師堂

へんろ道を下ると集落に出て、立派なハクモクレンの木が咲いている家があった。これはコブシではなく絶対ハクモクレンだと思った。花びらの幅が広いもの。検索すると香りがあるとなっていたが香りは感じられなかったが。

足の痛さは最高潮で、もう本当に引きずって坂を降りたっけ。根来寺さんからの山道、アオダイジョウらしい蛇がニョロニョロと草叢を這って行くのを見かけ、思わず叫び声を上げた。その私を追い越そうとした若い男性が「根来寺はこっちであっていますか?」と聞いたので「違いますよ」と、答えた。一宮寺と根来寺の分岐点で私を見かけ、こっちだろうと着いてきたらしい。だがお若いので足は速かったからその後の心配はなかった。