讃岐一国参り 第74番札所 甲山寺

第七十四番札所 甲山寺(こうやまじ) 4月3日月曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 薬師如来
左下: 甲山寺

【ご朱印】
右上: 第七十四番
中央: 変形印で蓮台に梵字
左下: 長方形印で讃州屏風浦甲山寺(さんしゅうびょうぶ(が)うらこうやまじ)

墨書の書体は文字の線が太いところと細いところが際立ち、大きい字と小さい字があって対照的なのも、後でこうやって見るとなかなか好印象。

4月3日月曜日の行程
ビジネスホテル観音寺6:13発 → 下勝間交差点ローソン8:15着 コンビニアイスコーヒー100円で休憩 8:28発 → (予定:ホテルから3時間11K、実際:2時間8.3K) → 三豊警察8:32通過 → 八丁目大師堂9:45通過 → ふれあいパークみの駐車場9:54通過 → 71番弥谷寺本堂10:22着10:58発 → 72番曼荼羅寺12:20着12:41発 → 73番出釈迦寺12:54着 → 奥の院へ出発13:17発 奥の院で鐘撞き → 奥の院13:52発 → 出釈迦寺本堂へ14:25着 → 休憩後出釈迦寺14:35発 → 74番甲山寺15:14着15:30発 → 75番善通寺15:57着 → 宿坊いろは会館16:21着チェックイン

 
 
出釈迦寺さんから下りてきて曼荼羅寺さんまで戻り、そこの駐車場角で地図を見直し甲山寺さんへの道を確認する。遍路地図では二通りの道があった。どっちが短距離でより歩きやすいか?と考えても実際行ってみないと分からない。どんなに近道でも車の通行量が多くて危険だったら困る。

だが、大型バスが私の脇を抜けていったから車用の石の道標どおりに行こうと歩き出した。

すると後ろから大きな声がしてお遍路さんが私に何か言った。その人も歩き遍路で地図を見て周りの人に聞いているようだった。その人は、ここに赤い遍路サインがあるのでその通りに行く、というので私も同行。

しばらく話しながら歩いたが60過ぎだと思われるその男性は、とにかく足が速い速い。途中で、「ご迷惑になるのでお先にどうぞ」と別れた。その野宿覚悟のお遍路さんは大きなザックで見るからに精悍で強そうだった。同じ歩き遍路でも軟弱な私とは違い、行き当たりばったりのアクシデントを楽しんでもいるようだった。

下:甲山寺さん裏門に到着

下:毘沙門天尊

下:こちらが正しい表側の山門 こちらから出て善通寺さんへ向かった。

下:マンホールの蓋絵は菊の花

そう言えば道を迷って困っていたときに、バイクのおじさんが教えてくれた事を思い出した。甲山寺さんのあるの山のことをカブトヤマと言っていた。「カブトの形をしてるから」と解説もしてくれたっけ。

最初は私もそのふんわりとした山の形から日本軍のかぶる鉄兜の事かな?と思ったが、それじゃ次代が新し過ぎる。だから武士の武具である兜の事かも。