讃岐一国参り 第67番札所 大興寺

第六十七番札所 大興寺(だいこうじ) 4月1日土曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 薬師如来
左下: 小松尾山

【ご朱印】
右上: 第六十七番
中央: 変形印で周囲は火炎、中は蓮花台に梵字 
左下: 大興密寺


上:大興寺山門


上:右が大興寺本堂、左が納経所
山門を抜けて階段上がったところ。右が本堂で左が納経所だったが、青空屋さんへの道はこの納経所の左の道を通って寺を出る。後はまっすぐ。納経所の方に道を聞いたが良く知らないようだった。また、納経所裏に車を停めてお参りに来ていた方に聞いたがやはり地元でないので分からないと。。。地元の人でも自動車の道しか分からない方が多いので、やはり地図を見ないとだめだ。

JR本山駅 → 70番本山寺(もとやまじ)12:45着13:00発 → (予定:1時間38分6.1K、実際:1時間25分) → 67番大興寺(だいこうじ)14:25着14:50発 → (予定:1時間16分4.5K、実際1時間10分) → 民宿青空屋16:00着

平坦地では少し早めに歩けるが、上り坂では肩にザックが食い込む感じ。まだ1日目では重いザックを背負うことに慣れていない。大興寺さんに着く前に歩くのが嫌になってきた。急いでいるつもりでも大して時間短縮できてないので焦ってもいた。

そしてこれも慣れだろうが、地図を見る気がしない。だから道を間違ってばかり。気持ちが逸りザックを背負うと方向を確認もせず感ですぐに歩き出す。途中、唐突に地図を見たってなかなか目印が分からずに自分の位置が把握できない。人がいればさっさと道を尋ねる。なんとか青空屋さんに4時ごろたどり着いた。午前中は寒いくらいだったのに午後は日当たりを歩き、汗だくになった。景色を楽しもうと思ったが4回目の区切りでも一日目はゆとり無し。


上:へんろ小屋銭形

綺麗な龍の浮彫があるへんろ小屋だった。お隣には善根宿もあるそう。ありがたい感謝。こういうところでちょっと一息入れたいといつも思うが、一度ザックを下ろして座ったら立つのがおっくうになりそうで、よほどの距離がなければお寺以外では休まない。写真だけじゃなく、座ってみればよかったなと後で思う。

青空屋さんは2食付きで6500円。女将さん、御主人とも気持ちのいいお宿でしたからオリジナル手ぬぐいを記念に買いプラス500円。ご主人は40代くらいで猟友会で害獣駆除もなさっているそう。夕食時にはイノシシのハンバーグが出た。初めてイノシシ食べたが臭みもなく美味しかった。


上:青空屋さんの看板


上:青空屋さん玄関


上:青空屋さん夕食 刺身盛り合わせ、ふろふき大根ほか、中央には特製の梅酒が食前酒として。


上:青空屋さん夕食 てんぷら盛り合わせも熱々が供された。


上:青空屋さん夕食 これがイノシシのハンバーグ 小さめでちょうど良い大きさ、焼きたてが供されて美味!


上:六畳和室で大きい見晴らしの良い窓があり、こちらのご夫婦の気質を表しているような快活さがあった。


上:青空屋さん朝食 宿の隣に無料で使える洗濯機と乾燥機あり。感謝。

青空屋さんはお料理も美味しく1泊2食で6500円、女将さんご夫婦は気立てが良くて清潔、お勧めのお宿です。翌朝、雲辺寺方面へと続く遍路道への入り口をしっかり教えていただき、お見送りまでしてくださいました。また泊まりたいお宿です。