讃岐一国参り 第81番札所 白峯寺

第八十一番札所 白峯寺(しろみねじ) 4月5日水曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 千手尊
左下: 白峯寺

【ご朱印】
右上: 第八十一番
中央: 丸印 尽十方(じんじっぽう)
左下: 白峯寺

尽十方=じんじっぽう
 十方のすべての世界。(WikiArcより引用)

 
 
寺印の朱文は余白が多く、線が細く、「白」という字が丸っこい文字で簡潔、優美に感じる。中央のご宝印は尽十方という宇宙などのすべてを表す仏法の言葉というのが珍しい、というか初めて唯一じゃないかしら。仏法僧というご宝印が何か寺にあったが、ほとんどがご本尊やその種字に関連したものだった。墨書の筆致も流れるように流麗ですてき。

下:白峯寺への四国のみち。住宅街を抜けると山道が始まる。最初は歩きやすかったが途中から急登になった。だが満開のサクラも出迎えてくれ、ユキワリソウの仲間やムラサキ科のホタルカズラのような花にも出会えた。山笑うですな。

下:登山道途中の見事な一枚岩。石の種類は分からないが、この白さに白峯寺という寺名もうなづける。岩肌が露出しているのって雨だったら危険でしょ?だから悠長なことは言ってられないが。

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讃岐一国参り 第80番札所 国分寺と醍醐古墳群

第八十番札所 天皇寺(てんのうじ) 4月5日水曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 大悲殿
左下: 国分寺

【ご朱印】
右上: 四国八十番
中央: 丸印 梵字
左下: 千手院 (朱白混合)

4月5日水曜日の行程
坂出プラザホテル7:15発 → 79番天皇寺8:45着8:55発  → 醍醐古墳群へ向かう右折地点9:19着 → 醍醐古墳群9:34着 → 遍路道(右折地点)へ戻る9:43着 → 踏切手前公園で休憩9:51着10:03発 → 80番国分寺11:27着11:57発 → おへんろの駅こくぶで昼食休憩12:27着12:25発 → 四国のみちの途中(石鎚神社トイレを過ぎた所のベンチ)13:18着 → 修行大師見晴らし台13:41通過 → 一本松車道分岐左折13:49通過 → 車道から分岐する遍路道へ入る14:25通過 → 81番白峯寺14:54着15:13発 → ニューサンピア坂出チェックイン15:40着

精神的には4回目の区切りということで余裕があった。今日は3時くらいにはチェックインできそうなので時間も大丈夫だろうと考え、醍醐古墳群という看板に惹かれて寄ってみた。

下:坂出市 醍醐古墳群

5日目となり足の親指が痛かったが500メートルぐらいならすぐだし、次はないだろうと考え急な坂を上った。でもなかなか着かなくて半分後悔。すると出てきたのは、ため池の奥がこんもりと盛り上がったところ。これが古墳かな?

お墓だとしたらそれを足蹴にして登ったら失礼だし、蛇がいそうで足元が怖い。そばまで行って写真撮る。去り際にもう一枚。一応草刈りはしてあったので歩きやすかったが。

下:それらしいのが何もないのはつまらないのでもうちょっと行ってみる。いや、戻ったかも。とにかく4号古墳というところははっきり玄室が見えた。

下:古墳群から国分寺さんへの道中。大きい車道の歩道を歩いていると、いつの間にか遍路サインが無くなった。

ついさっきまで前後して歩いていたお遍路さんも見失う。
すごく焦る

車道の下の農道に見つけた案内の看板に感謝。だがここを歩かなくても、結局車道でも大丈夫だったと思う。

下:府中高架橋付近 ここで下に下る分岐点があるので左へ入る。この高架橋が地図では分からなかった。航空写真を見ておいたほうが良かったかも。こういったジャンクションは歩き遍路は要注意。横断歩道ないので前もって左側を歩いていなきゃ、戻るかぐるっと大回りする羽目になる。

下:マンホール蓋絵 盆栽

下:マンホール蓋絵 那須与一?

下:痛い足を引きずるようにしてやっと国分寺さんに到着。
いろいろな仏様やらありがたいものがあったが、トイレは5個すべてボットンだった。トイレのための寄付を勧進していた。トイレ使用時に志納金100円入れた。

下:山門

下:本堂

下:大師堂と納経所

下:国分寺前にある食堂でチキンカレーを食べた。

下:白峯寺さんへ向かう途中で山のふもとあたり。黒松盆栽の栽培場があった。

讃岐一国参り 第79番札所 天皇寺

第七十九番札所 天皇寺(てんのうじ) 4月5日水曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 十一面尊
左下: 天皇寺

【ご朱印】
右上: 四国七十九番
中央: 変形印 梵字
左下: 天皇寺 (丸印で、しかも珍しく左から右へ横一列で「天」の字も少し違い、「ニ本横棒」に「人」が、上の横棒まで突き出ていない)

4月5日水曜日の行程
坂出プラザホテル7:15発 → 79番天皇寺8:45着8:55発  → 醍醐古墳群へ向かう右折地点9:19着 → 醍醐古墳群9:34着 → 遍路道(右折地点)へ戻る9:43着 → 踏切手前公園で休憩9:51着10:03発 → 80番国分寺11:27着11:57発 → おへんろの駅で昼食休憩12:27着12:25発 → 四国のみちの途中(石鎚神社トイレを過ぎた所のベンチ)13:18着 → 修行大師見晴らし台13:41通過 → 一本松車道分岐左折13:49通過 → 車道から分岐する遍路道へ入る14:25通過 → 81番白峯寺14:54着15:13発 → ニューサンピア坂出チェックイン15:40着

 
下:坂出江尻ヘンロ小屋 第46号
いままでいろんな遍路小屋があって大変ありがたかったが、残念なことに私は休憩したことはない。一回だけ外国人と一緒に5分ほど休憩した(徳島)が、お互い相手に気を使ってのことだった。

というのも、ヘンロ小屋があったのは宿を出たばかりか、もうすぐ目的地という地点に多いのだった。どうせなら目的地と目的地の中間地点、1ー2時間ごとくらいに休憩場所を作ってほしいと願わずにいられない。

しかし、管理しなければならないから人里付近しか無理なんだろうと分っている。遍路が終わってみれば全てをもっとゆっくり楽しむんだった、とあらためて思う。

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讃岐一国参り 第78番札所 郷照寺

第七十八番札所 郷照寺(ごうしょうじ) 4月4日火曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 法王殿
左下: 郷照寺

【ご朱印】
右上: 第七十八番
中央: 角印 南無阿弥陀佛
左下: 八方崩しで「郷照寺」だそう(古今御朱印研究室さんより)。「寺」という字が左のほうに斜めにあるのが何となく判り、その右(三文字一列の中央)に照の字の「日」が判った。残りの右が「郷」だろうと思う。

4月4日火曜日の行程
善通寺いろは会館7:40発 → 76番金倉寺8:45着9:08発  → 郵便局ATM9:15発 → お接待に手作り陶器地蔵をいただく → 77番道隆寺10:15着10:30発 → keiさん宅訪問11:00ごろ → 里山散策(ミスミソウ見学)keiさんとお別れ交差点下車15:04発 → 78番郷照寺15:43着16:04発 → 坂出プラザホテル前ローソン17:00着 → 坂出プラザホテルチェックイン17:09着

下:郷照寺さん山門 住宅街の端で山のふもとだが少し上った。

下:鐘楼からは下界が見えた。はるか向こうは瀬戸内海だと思うが。

下:大師堂か?

下:その手前の青面金剛さまのお堂。

下:額がなかなか好みの字体。青絵具って成分なんだろう。

下:奥まで行ってこちらが本堂だと思う。格天井が素敵。丸い花の彫刻で揃えられ、整然として、大きくはないが気品ある本堂だった。よく見ると扉には菊の御紋が。そしてこの寺(檀家)の財力も感じた。

下:赤い手すりの階段を降りると万躰観音洞

下:小さい観音様がたくさん。

下:戻って鐘楼の端から海のほうを見ると大きな橋がみえた。どこを見ているのか分からないが、景色は抜群に良かった。真夏のように暑かったのを思い出す。

下:坂出プラザホテル 女性専用室で美室な上、広かった。おまけにボディクリームのけっこう大きいの(60ml入り位で業務用を詰め替えた感じ)ももらったわ。感謝。朝食付き4780円。大きいお風呂もあり。

付近は工業地帯であり、出張の人も多くビジネスホテルはたくさんあった。景色がいいだろうとここを選んだのだが、部屋は海側じゃなかったし、近くに海が見えても工業地帯だった。

それにインターのすぐそばで、道幅の広い片側4車線はある道路は直近の交差点に横断歩道無し!だいぶ手前の交差点に歩道橋があったのでそこを渡るべきだった。また戻るのは嫌だったのでショートカットで横断歩道のないところを渡ったが危険よ。大きい遍路地図には横断歩道の有無まで出てないから注意してね。

下:屋上のコインランドリー。浴場にも洗濯機と乾燥機1セットがあったが、もう2セットが屋上にもあった。浴場のが使用中なら屋上へ。

下:坂出プラザホテルの朝食とその風景

讃岐一国参り 第77番札所 道隆寺とkeiガーデン

第七十七番札所 道隆寺(どうりゅうじ) 4月4日火曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 薬師如来
左下: 道隆寺

【ご朱印】
右上: 第七十七番
中央: 変形印 梵字
左下: 讃岐國道隆寺

下:道隆寺山門 額は桑多山(そうたざん)

創建ころのこの付近一帯は広大な桑園で、絹の生産地であったようである。縁起によると、和銅5年、この地方の領主、和気道隆公が桑の大木を切り、小さな薬師如来像を彫造し、草堂を建てたのが寺の初めといわれる。(四国八十八ヶ所霊場公式サイトより引用)

 

日差しが強く、平地とはいえ重いザックをしょって歩くと随分へばる。こちらはコンパクトでお参りしやすい、歩き遍路にとっては願ってもない良いお寺さんだった。

額にもある桑の木は、私の生まれ育った武蔵野にも多くあって懐かしい思いがした。カイコは見たことなかったけど栽培していた桑畑もあったし、雑木林や民家の庭などそこかしこにあった。赤から黒へと熟した実は、口の中を真っ黒にして食べても美味しかったものだ。だが毛虫が気になるし、大きな木だと実には手が届かないし、ほんの数個しか食べたことなかった。今でも鳥の落とし物として千葉でもあちこちで見かける。その木で仏様を彫るっていいね!

4月4日火曜日の行程
善通寺いろは会館7:40発 → 76番金倉寺8:45着9:08発  → 郵便局ATM9:15発 → お接待に手作り陶器地蔵をいただく → 77番道隆寺10:15着10:30発 → keiさん宅訪問11:00ごろ → 里山散策(ミスミソウ見学)keiさんとお別れ交差点下車15:04発 → 78番郷照寺15:43着16:04発 → 坂出プラザホテル前ローソン17:00着 → 坂出プラザホテルチェックイン17:09着

下:お言葉に甘えて伺ったkeiさんのガーデン、春たけなわだった。

大きなお宅だったので庭は数か所に分かれており、青花がお好きとのことでヘリオフィラなどがちょうど満開だった。我が家ではとうに無くなってしまった懐かしい花ばかり。我が家でも耐寒性の微妙なもの、夏越しできないものは淘汰されてしまった。多年草は毎年植え替えないからだよね。タネを採って蒔く一、二年草も花ガラを残してタネを完熟させなければいけない手間からやらなくなった。しかし、keiさん宅で見かけたらまたほしくなってしまったわ。

keiさん宅の植物は写真ばかりの数ではない。実生の山野草もたくさんあり、これから生長が始まるものも多くあった。写真撮ったもののぼけていてアップできず披露できないものも多い。チベタヌスもあったのにびっくり。ごめんなさいね、keiさん。そしてお忙しい中、お付き合いくださってありがとうございました。

keiさんも実生で多数育てておられるので、長期間は家を留守にできないと思う。タネから育てた植物って自分の子供と同じだ。いや、私は子供以上に可愛かったかな。。。手をかけてやれば人間の子供と違ってある程度思い通りの成果があった。そして今の我が庭は自然の流れに任せっきり。生き残れる物だけ生き残るサバイバルガーデンとなっているが。

 

下:keiさんに連れて行っていただいた山で咲いていたミスミソウ群落。野生種の群落が身近にあるって素晴らしい。白が多いが桃色も少しあった。

下:山の途中から下の景色を臨む。やわらかい日差しにも見えるが結構暑かった。ヤマザクラが咲き、keiさんに教えていただいてヒサカキと判明したあの匂いに気づき、ミツバツツジも一輪くらいほころんでいた。ナンジャモンジャも。足元にはもっといろいろな植物があったが私はほとんど山野草を知らない。でもkeiさんのおかげで楽しいひと時を過ごせた。ありがとうございました。

下:山へ行く前に高松城の前を通過。

下:橋の欄干を見ると団扇の骨。団扇も香川の主要産業の一つだそう。

下:昼食に寄った讃岐うどん店から見る讃岐富士。あれ?その時は気づかなかったがこちらのうどん屋さんにはミモザの木があるのね。

下:裾野に広がる讃岐三白(砂糖、塩、小麦?、諸説あり)の一つである小麦畑を。うどん県!

下:keiさんの食べた讃岐うどん+アスパラの天ぷら

下:私が食べたのはちょっと変わったニンニクオリーブオイルをかけるうどん。美味しかったな。現地で食べるのは格段の旨さあり。

讃岐一国参り 第76番札所 金倉寺

第七十六番札所 金倉寺(こんぞうじ) 4月4日火曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 薬師如来
左下: 金倉寺

【ご朱印】
右上: 四國第七十六番
中央: 変形印 梵字
左下: 僧綱(堂?)所

4月4日火曜日の行程
善通寺いろは会館7:40発 → 76番金倉寺8:45着9:08発  → 郵便局ATM9:15発 → お接待に手作り陶器地蔵をいただく → 77番道隆寺10:15着10:30発 → keiさん宅訪問11:00ごろ → 里山散策(ミスミソウ見学)keiさんとお別れ交差点下車15:04発 → 78番郷照寺15:43着16:04発 → 坂出プラザホテル前ローソン17:00着 → 坂出プラザホテルチェックイン17:09着

下:山門 サクラがやっとほころびかけてきた。

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讃岐一国参り 第75番札所 善通寺

第七十五番札所 善通寺(ぜんつうじ) 4月3日月曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 薬師如来
左下: 善通寺

【ご朱印】
右上: 四國第七十五番
中央: 変形印 弘法大師の御手印だそう(指紋のようにも見えるので拇印ってことか?)
左下: 長方形印で一行目=讃岐國(さぬきのくに)、二行目=屏風浦(びょうぶ(が)うら)、三行目=善通寺(ぜんつうじ)

ご宝印が御手印というのは初めて!寺印も流れるような細い朱文で格調の高さと優美さを感じる。

4月3日月曜日の行程
ビジネスホテル観音寺6:13発 → 下勝間交差点ローソン8:15着 コンビニアイスコーヒー100円で休憩 8:28発 → (予定:ホテルから3時間11K、実際:2時間8.3K) → 三豊警察8:32通過 → 八丁目大師堂9:45通過 → ふれあいパークみの駐車場9:54通過 → 71番弥谷寺本堂10:22着10:58発 → 72番曼荼羅寺12:20着12:41発 → 73番出釈迦寺12:54着 → 奥の院へ出発13:17発 奥の院で鐘撞き → 奥の院13:52発 → 出釈迦寺本堂へ14:25着 → 休憩後出釈迦寺14:35発 → 74番甲山寺15:14着15:30発 → 75番善通寺15:57着 → 宿坊いろは会館16:21着チェックイン

 
 
下:五重塔

下:五重塔 もっと近くから

下:善通寺本堂 五重塔のほうにある。

下:遍照金剛閣 御影堂(大師堂)への山門

下:遍照金剛閣の鐘楼

下:遍照金剛閣 御影堂(大師堂)

下:有名な堅パン屋さん この店には以前にも来たことがあったのを思い出した。

下:善通寺宿坊 いろは会館 この建物の向かって左側は新館らしい高層ビルが続いていた。私が宿泊したのは右側の棟で古そうだったのでたぶん旧館。

下:和室室内。2食付きで6100円前払い。小さいテレビがあっただけ布団も自分で敷くが、安いので良いわ。

下:乾燥機と洗濯機は無料。洗剤も置いてあった。感謝。

下:旧館のほうから見える中庭

下:お風呂はきれいで大きい。それに温泉だった。

下:温泉だと普通なら入湯税が別にとられると思うが、レシートに特に明記はなかった。

下:まだ団体様は来ていなかったらしく、一人でゆったり。

下:夕食 魚もあり。ドリンク類は食堂で食券を買う

下:部屋にあったお茶菓子。

下:翌朝、勤行のため御影堂へと回廊を行く

下:朝の勤行 さすがに読経が始まってからは撮影できないので写真はこれだけ。

下:いろは会館の朝食

下:いろは会館を出発して五重塔の奥にある赤い門へと向かう。

下:この赤い門を出て金倉寺さんへと向かう。さようなら善通寺さん。

讃岐一国参り 第74番札所 甲山寺

第七十四番札所 甲山寺(こうやまじ) 4月3日月曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 薬師如来
左下: 甲山寺

【ご朱印】
右上: 第七十四番
中央: 変形印で蓮台に梵字
左下: 長方形印で讃州屏風浦甲山寺(さんしゅうびょうぶ(が)うらこうやまじ)

墨書の書体は文字の線が太いところと細いところが際立ち、大きい字と小さい字があって対照的なのも、後でこうやって見るとなかなか好印象。

4月3日月曜日の行程
ビジネスホテル観音寺6:13発 → 下勝間交差点ローソン8:15着 コンビニアイスコーヒー100円で休憩 8:28発 → (予定:ホテルから3時間11K、実際:2時間8.3K) → 三豊警察8:32通過 → 八丁目大師堂9:45通過 → ふれあいパークみの駐車場9:54通過 → 71番弥谷寺本堂10:22着10:58発 → 72番曼荼羅寺12:20着12:41発 → 73番出釈迦寺12:54着 → 奥の院へ出発13:17発 奥の院で鐘撞き → 奥の院13:52発 → 出釈迦寺本堂へ14:25着 → 休憩後出釈迦寺14:35発 → 74番甲山寺15:14着15:30発 → 75番善通寺15:57着 → 宿坊いろは会館16:21着チェックイン

 
 
出釈迦寺さんから下りてきて曼荼羅寺さんまで戻り、そこの駐車場角で地図を見直し甲山寺さんへの道を確認する。遍路地図では二通りの道があった。どっちが短距離でより歩きやすいか?と考えても実際行ってみないと分からない。どんなに近道でも車の通行量が多くて危険だったら困る。

だが、大型バスが私の脇を抜けていったから車用の石の道標どおりに行こうと歩き出した。

すると後ろから大きな声がしてお遍路さんが私に何か言った。その人も歩き遍路で地図を見て周りの人に聞いているようだった。その人は、ここに赤い遍路サインがあるのでその通りに行く、というので私も同行。

しばらく話しながら歩いたが60過ぎだと思われるその男性は、とにかく足が速い速い。途中で、「ご迷惑になるのでお先にどうぞ」と別れた。その野宿覚悟のお遍路さんは大きなザックで見るからに精悍で強そうだった。同じ歩き遍路でも軟弱な私とは違い、行き当たりばったりのアクシデントを楽しんでもいるようだった。

下:甲山寺さん裏門に到着

下:毘沙門天尊

下:こちらが正しい表側の山門 こちらから出て善通寺さんへ向かった。

下:マンホールの蓋絵は菊の花

そう言えば道を迷って困っていたときに、バイクのおじさんが教えてくれた事を思い出した。甲山寺さんのあるの山のことをカブトヤマと言っていた。「カブトの形をしてるから」と解説もしてくれたっけ。

最初は私もそのふんわりとした山の形から日本軍のかぶる鉄兜の事かな?と思ったが、それじゃ次代が新し過ぎる。だから武士の武具である兜の事かも。

讃岐一国参り 第73番札所 出釈迦寺

第七十三番札所 出釈迦寺(しゅっしゃかじ) 4月3日月曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 釈迦如来
左下: 出釈迦寺

【ご朱印】
右上: 第七十三番
中央: 丸印で蓮台に梵字
左下: 長方形印で一行目=我拝師山(がはいしさん)、二行目=求聞持院(くもんじいん)、三行目=出釈迦寺(しゅっしゃかじ)

4月3日月曜日の行程
ビジネスホテル観音寺6:13発 → 下勝間交差点ローソン8:15着 コンビニアイスコーヒー100円で休憩 8:28発 → (予定:ホテルから3時間11K、実際:2時間8.3K) → 三豊警察8:32通過 → 八丁目大師堂9:45通過 → ふれあいパークみの駐車場9:54通過 → 71番弥谷寺本堂10:22着10:58発 → 72番曼荼羅寺12:20着12:41発 → 73番出釈迦寺12:54着 → 奥の院へ出発13:17発 奥の院で鐘撞き → 奥の院13:52発 → 出釈迦寺本堂へ14:25着 → 休憩後出釈迦寺14:35発 → 74番甲山寺15:14着15:30発 → 75番善通寺15:57着 → 宿坊いろは会館16:21着チェックイン

 
 
曼荼羅寺さんから出釈迦寺さんまでの道にはびわ畑があった。袋がかかっていたので果実は見えないが高級品になるんだろうね。びわは千葉県も名産なので懐かしい気がした。早春の霜で着果しても落ちやすいと聞いたことがある。歩留まり悪いから露地物でも高価なのか。花は1月ごろなのかな。

さてすぐに到着した出釈迦寺さん。予定より早いので奥の院捨身ヶ嶽禅定(しゃしんがだけぜんじょう)をお参りしようか、どうしようか迷っていた。

納経所の年配女性に「どちらかですか?」と聞かれたので「千葉からです」と答えると、その方は「孫が千葉に住んでいたので懐かしい馴染みのある地だ」と、話しはじめ、なんと巾着袋から100円玉を取り出し「お茶でも飲んでください」と200円もお接待してくださった。ありがとうございます。

「お金はあってもお接待は断るものじゃありませんよ」とも。お孫さんは警察庁の方で3年間千葉で奉職、今は北陸が任地だとか。エリートですな。

他の寺で会った地元の人もあいさつしたと思ったら唐突に「自分の孫は東大だ」とか「株が20倍にも上がって・・・」とか、周囲の人に言えない自慢話を私にしてきたわ。そうそう、人間てそんなもんよ。身近な人にこそ言えない。しかし、誰かに言いたくてしょうがないのよね。行きずりの遍路なら後腐れなくていい。私もここまで生きてこられたお礼とばかりに人の話は良く聞き、相手の気持ちに寄り添うようにしてきた。

納経所の方との話の流れで奥の院捨身ヶ嶽禅定にもお参りすることにした。時間は片道40分以上はかかると言われた。今日の予定では次の74番甲山寺さんまで納経し、善通寺さんの宿坊に5時までに入ればいいので頑張ることにした。ものすごい急坂でとても大変だったが、往路35分復路も35分かかった。

下:出釈迦寺 山門手前でお大師さまがお出迎え。枝垂桜が咲いていたらさぞや絶景だったろう。

下:山門の手前の石仏様たち

下:山門をくぐって境内全景。ものすごい暑さと時間に余裕がなかったせいでか、写真が他になかった。焦っていたんだと思う。

下:奥の院捨身ヶ嶽禅定(しゃしんがだけぜんじょう)へ向かう参道。すべて舗装してあるが、斜度は車で行くにも恐怖を覚えるほど。これほどの坂は今まで経験したことない。これがずっと40-50分ほど続く。足を出すたび心臓の鼓動が激しくなるのが分かる。

下:赤い火炎を背負うお不動様のある所から麓を眺める。

下:また少し上って見晴らしの良い場所から麓を眺める。

下:いよいよ奥の院に近づいてきた。大きい石灯篭が並ぶ。

下:奥の院捨身ヶ嶽禅定 山門に到着。

下:山門の額は我拝師山

下:山門くぐったあたりから下を見下ろす。ここでお寺の車で来られたお遍路さん2-3人と出会う。作務衣を着た方が私に「その岩の上に上ると禅定が良く見えますよ」と、教えてくださった。だけど、その大岩(3メートル以上あったか)に上るのが怖い。数歩歩みを進めたがやっぱり怖いのでやめた。

下:山門を過ぎてから参道にも仏さまが。古い仏様のようだった。

下:奥の院 ここでお経を読んだが納経帳にはページがないので書いてもらわなかった。納経帳を買ったときには御朱印などにとらわれないようにしようと思っていたが、ここまで来るとどこでも何でも書いてもらおうと欲が出てページに余裕のある納経帳を買っておけばよかったと思った。

下:奥の院 鐘楼

下:鐘楼に上がって鐘を一撞き。その前に周辺を見渡す。やっぱり高くて怖いので足もとがゾクゾク。

下:本堂の下 右のほうに奥の禅定へ行く通路があった。

下:御行場入口の看板

下:本堂をくぐると禅定が見えた。怖い、無理よ、あんなとこ~。だから写真だけは撮らせていただく。

下:摩崖仏はお不動様らしい。

下:摩崖 五輪塔 相当古いものだろう(室町時代初期と書いてある)輪郭が少しわかる。

讃岐一国参り 第72番札所 曼荼羅寺

第七十二番札所 曼荼羅寺(まんだらじ) 4月3日月曜日

【墨書】
右上: 奉納
中央: 梵字 大日如来
左下: 曼荼羅寺

【ご朱印】
右上: 四國七十二番
中央: 変形印で梵字
左下: 一行目=曼荼、二行目=羅寺

4月3日月曜日の行程
ビジネスホテル観音寺6:13発 → 下勝間交差点ローソン8:15着 コンビニアイスコーヒー100円で休憩 8:28発 → (予定:ホテルから3時間11K、実際:2時間8.3K) → 三豊警察8:32通過 → 八丁目大師堂9:45通過 → ふれあいパークみの駐車場9:54通過 → 71番弥谷寺本堂10:22着10:58発 → 72番曼荼羅寺12:20着12:41発 → 73番出釈迦寺12:54着 → 奥の院へ出発13:17発 奥の院で鐘撞き → 奥の院13:52発 → 出釈迦寺本堂へ14:25着 → 休憩後出釈迦寺14:35発 → 74番甲山寺15:14着15:30発 → 75番善通寺15:57着 → 宿坊いろは会館16:21着チェックイン

 
 
下:弥谷寺さんから曼荼羅寺さんへ向かう山道は高低差もない土道で歩きやすかった。竹藪や池を回り込むようにして山を抜けると舗装路が出てくる。その右横にちゃんとした縮尺の地図の看板があった。・・・ので、余計に自分の位置が分からなくなった。その池からの脇道を出たところを右に曲がって山を下りるとこのガードがあるのでこれをくぐる。ガードレールには遍路道のサインあり。

下:遍路地図に出ている大きい池2つはガードをくぐった後に出てくる。これがその池で、2つの池を分断するようにある土手のような道を行く。四国のみちの道標もやっと見っけ。

 
 

そもそも、この大きい池までの道は地元の方に聞いて分かった。そのおじいさんと出会うまで、地図を片手に誰もいない山の中腹の池の前を行ったり来たりと15分から20分もロスしたわ。この暑いのに。。。地図が読めない私が悪いんだけど。そもそも地図に出ていない道を道標頼りに歩いたため道に迷ったのだが。

おじいさんは中腹の池の前にある柑橘の畑にバイクで来たところだった。私はこのおじいさんをみつけた時ほっとして汗がどっと出た。仏さまにも見えた。出釈迦寺への道を尋ねると、おじいさんは分かりやすく親切に教えてくれた。はるか向こうに見える山の頂にあるのが出釈迦寺の奥の院だと。「エーーーっあんなに遠くて高いところですか?」と私は叫んで「奥の院は諦めることにします」と、話した。十五夜の日はお祭りで車で奥の院まで送ってくれるサービスもあるとか。檀家さんだけだろうか?有料だろうか?それはともかく道が分かったので、丁寧にお礼を言い、また急いで歩き出した。
 
 
下:弥谷寺から近いのにやっと到着した感ありの曼荼羅寺 山門 額は我拝師山(がはいしさん)

下:曼荼羅寺 本堂 サクラがちらほら咲き出していた。

下:曼荼羅寺 本堂

下:曼荼羅寺 女子トイレはきれいで洋式もあった