くらしの植物苑「伝統の朝顔」2

出物系統 牡丹出物 Q1402
黄握爪龍葉紺吹雪風鈴獅子咲牡丹(き/にぎりつめりょうば/こん/ふぶき/ふうりん/ししざき/ぼたん)今日の目的はこの風鈴獅子咲牡丹だった。風鈴とはどんな花か?それは切れて下向きに伸びている花弁がいったん細くくびれて長く伸び、その先端はまたちょっと大き目になっている。そう言われれば風鈴に見えるかも。よく見ると上のツルには蕾が色づいてたくさん。これ、明日咲くんだろうか。他の色もみたいし、また行かなきゃ。そして葉も素晴らしい。名前通り龍の爪のようだわ。
青斑入海松葉茶覆輪細切采咲牡丹
出物系統 牡丹出物 666
青斑入海松葉茶覆輪細切采咲牡丹(あお/ふいり/みるば/ちゃ/ふくりん/ほそぎれ/さいざき/ぼたん)
「海松葉」と書いて「みるば」と読むんだ。フリガナふってなければ読めなかったわ。葉の形状を表すこの読みが珍しいと思った。そして本当に松葉のように細くきれいで素晴らしい葉だ。
黄抱柳葉紅吹雪撫子采咲牡丹
出物系統 牡丹出物 Q1605
黄抱柳葉紅吹雪撫子采咲牡丹(き/かかえ/やなぎば/べに/ふぶき/なでしこ/さいざき/ぼたん)
黄斑入蝉葉濃葡萄鼠丸咲大輪
正木系統 歴黄-70
黄斑入蝉葉濃葡萄鼠丸咲大輪(き/ふいり/せみは/こいぶどうねずみ/まるざき/たいりん)
(弁慶)
愛称?がべんけいだって。明るい黄緑色の葉は爽やか、大輪でたっぷりした花びらが重厚で勇壮な感じがする。ぴったりな名前だと思うわ。今回は撮ってないけど団十郎というのもあったわね。あれも良かった。
黄斑入蝉葉濃葡萄鼠丸咲大輪
正木系統 歴黄-70
黄斑入蝉葉濃葡萄鼠丸咲大輪(き/ふいり/せみは/こいぶどうねずみ/まるざき/たいりん)
(弁慶)
昨日、ラベル撮らなかった花はこの濃葡萄鼠(こいぶどうねずみ)っていう花色だった。
青笹葉黒鳩切石畳咲
正木系統 X 776.1
青笹葉黒鳩切石畳咲(あお/ささば/くろはと/きりいしだたみざき)
鳩羽色より暗い(黒っぽい)色という事かな。とーってもいい色。
青縮緬立田葉白筒紅車咲牡丹
出物系統 牡丹出物 1095
青縮緬立田葉白筒紅車咲牡丹(あお/ちりめん/たつたば/しろ/つつべに/くるまざき/ぼたん)
これは初めてみる花だったのに、花名のラベルがついてなかった。ちょうど通りかかったスタッフの若い男性に「花名がついてないですがどうやって調べたらいいですか?」と聞いてみた。「向こうに同じのがあるので、、、今持ってきます」と言って、しばらくすると下の総鳥甲をこの横に持ってきて、これには白筒紅のラベルをつけてくださった。そして「これ(白筒紅)はきちんとした芸が出ていません、本来はこの(総鳥甲)ような芸が出ます」と総鳥甲の花の中からもう一つ花が咲いている様子を教えてくださった。じゃ名前は違っているけど同系統なのかしら。素人が図々しくバカな質問したら失礼かと思ってそれ以上は遠慮した。お忙しいだろうし。15センチほどもある大輪、こんなナデシコ(ダイアンサス)があったのを思い出した。
出物系統 牡丹出物 黄縮緬葉銀鼠筒白総鳥甲吹上台咲牡丹
出物系統 牡丹出物 1089
黄縮緬葉銀鼠筒白総鳥甲吹上台咲牡丹(き/ちりめんば/ぎんねず/つつしろ/そうとりかぶと/ふきあげ/だいざき/ぼたん)
出物系統 牡丹出物 黄縮緬葉銀鼠筒白総鳥甲吹上台咲牡丹
出物系統 牡丹出物 1089
黄縮緬葉銀鼠筒白総鳥甲吹上台咲牡丹(き/ちりめんば/ぎんねず/つつしろ/そうとりかぶと/ふきあげ/だいざき/ぼたん)
これは銀鼠というのね。色を表すのは難しい。微妙だがとてもきれいな色だった。ニコンのZ6で再現できていると断言できる。そしてこんなにたくさんの花が咲きそろい花弁が多いので肥料食いじゃないの?見事だわ。表土に玉肥えのようなものは見えないので液体肥料だけかな。

総鳥甲とは
花は台咲きとなり、中央に白い筒の台ができ、さらにこれに牡丹が入り、台のなかから太い管状の、鳥甲と呼ばれる花弁が吹き上がるような咲き方だそう。(NHK趣味園HPより引用)

正木系統 大輪
正木系統 大輪
f/13 ISO-200 1/50秒 焦点距離:70mm 補正なし
正木系統 大輪
正木系統 大輪
f/13 ISO-200 1/60秒 焦点距離:48mm 補正なし
正木系統 大輪
f/4.5 ISO-200 1/800秒 焦点距離:70mm 補正なし