ゲラニウムの表皮剥皮処理

昨日の夜から暖かい。南風がうれしい~♪ だけど苗床のチェックが忙しい。ちょっと油断すると悲惨なことになる。しばらく前から楽しみにしていたメコノプシスが調子が悪いぞ。せっかくたくさん発芽したというのに、少しずつ腐って溶けてゆく~。(-_-;) 打つ手もなくて、ただ見ているだけなんて・・・・ やっぱり用土が悪いのかな。普通の園芸種用のピートや赤玉、腐葉土の混合にすれば良かったかと悔やまれる。前もこういう硬質用土でタネ蒔きして失敗したんだなー。思い出すのが遅いよっ! 一つだけ生きていたベトニキフォリアを移植してみた。腐葉土・ピート・赤玉などの土だよ。無事に残ってくれるかな、たぶんだめだろな。(T_T)/~~~

一方でアネモネ・ブランダの可愛い芽を発見。少し前から気にしていて、しょっちゅう覗いていたけど、なかなか芽が出ずに諦めモードだったよ。今年も青のきれいな花を見せてくれるかな。

wakoさんのハクホウナズナ(白花)も無事に開花。だけど、どうしてか、花茎がぐにょ~んと曲がっているのね。それも全部。(~_~;) こりゃ暖かすぎるのと日照不足かいな~。ごめんね、これからはスパルタでお外にいてね。ブーママさんのフィゲリウスも、発芽したもののちっとも大きくなりませなんだ。これはゴマノハグサ科で小型種なのかも。調べてなかったです、ごめんなさい。うれしいのはバラの原種が発芽しだしたこと。でも開花まで2-3年かかるよね。その間、楽しみながら待ちましょ。

ゲラニウムはすぐに発芽するものと、休眠して翌春にポツポツ発芽するものとあるね。プラテンセやピレネクムなど、夏の暑さに強い品種はすぐに発芽するわ。一方で夏越しが難しいものや希少種、高山性などは休眠しちゃうタイプねん。この休眠するタイプのタネの表皮を傷つけてから蒔くと、暖かい時期(発芽前)には病気が出やすく、タネが腐ったりするので要注意。休眠タイプとあらかじめわかっているなら、タネに傷をつけて蒔くのはやめたほうが良いですよ。清潔な土に蒔くのは当然として、消毒したとしても、発芽まで半年かそれ以上かかるんですから、病気が出れば結果として発芽率が悪くなっちゃうよ。

今日の植え替え
Polemonium acutiflorum var. laxiflorum (カラフトハナシノブ wakoさん)
Polemonium (リシリハナシノブ サクマさん)
Symphyandra zanzegura (Secret Seeds)
Meconopsis betonicifolia (東京山草会)
Phygelius aequalis (ブーママさん)
Silene alpina (北海道産)