コブシとツバキ

佐倉城址公園 コブシで後ボケ
佐倉城址公園 コブシで後ボケ 2020/03/15 10:48:22 Z 6, Z 24-70mm f/2.8 S
手ブレ補正オフ(三脚未使用なのに忘れ)
70mm f3.2 1/800秒 -0.7EV ISO-100
WB:晴天 アクティブDライティング:オート PC:スタンダード (C-PL使用) 未加工

上:10メートルくらいもありそうな背の高いコブシが、青空を背景に真っ白に咲き誇っていた。主役である花の枝は別の木で、私の目線から1.5メートルくらいの低い位置にあった。これを主役にして高いコブシを後ボケできそうだったので試した。

これはほとんど真上を向いて撮影した。ファインダーの中の水準器の丸は出るが、水平線が出ない。ニコンサービスセンターに持ち込んだ際、真下を向くと水平線は出ませんと言われた。ほとんど真上を見ても同様なんだろう。真下や真上を向けばもう水平なんて関係ないからだね。

ピクチャーコントロールは最近「スタンダード」にしている。鮮やかさは落ちているが全体のトーンとしてはこれぐらいで。「風景」にすると青空はきれいだが鮮やかすぎるのだ。それに慣れてしまうのも良くないと思ってのこと。また、いずれは「ニュートラル」でも撮れるようになりたいが。

今日は青空は広がっていたが時折太陽は雲に隠れ、-0.7補正ではちょっと暗いと思った。スタンダードだからだろうか。他の写真でも-0.3補正のほうがハイライト点滅(白トビ)しないギリギリで良さそうだ。これからは補正にも十分注意しないと。

それにしても望遠側70mmでは主役の花を大きくできないのでちょっと残念。そしてf3.2でもf5.6でも、解放のf2.8でもボケ感はそれほど変わらず。奥のコブシが遠いからだろう。

萩原俊哉先生の写真教室で、私はジオラマのような写真が撮れたことを会食の際に話題にしたが、最終日の講評の際にその写真を提出していないのに、私に「f5.6位が良いですよ」とおっしゃった。その時に詳しい説明はなかったのだが、

レンズを絞り開放(最高に絞りを開いた状態)で使うと、解像度が低くなったり、周辺部(外側寄り)の画像に様々な問題が出たり、周辺光量不足(これが出ると画面四隅近辺がうっすらと暗くなる、言い換えるとトイカメラの「トンネル効果」の軽度なものとも言える状態になります)が出たりしやすくなります。(他WEBページより引用)

まさにこの事だと思う。先生は私が開放で撮ってばかりなことはお見通しだったようだ。確か本でも読んだ覚えがある。あとで探そう。以前にニコカレで一緒になった先輩女史からも、はっきり理由は聞かなかったけど開放(女史のレンズは解放f1.4の高級品だった)より2段ぐらい絞っていると聞いたし。

だから開放で撮ることを少し気にはしていたが「周辺減光」や「周辺解像度が低下」した今回の経験から、ZレンズSラインでもこの現象を受け入れる(認める)気になった。ボケ感のためにと開放でばかり撮らないことにする。


佐倉城址公園 コブシで後ボケ
佐倉城址公園 コブシで後ボケ 2020/03/15 11:06:23 Z 6, Z 24-70mm f/2.8 S
手ブレ補正オフ(三脚未使用なのに忘れ)
70mm f4 1/400秒 ±0EV ISO-100
WB:晴天 アクティブDライティング:オート PC:スタンダード (C-PL使用)

上:縦構図で撮ったあとツバキの玉ボケをチャレンジしていたが、やっぱりコブシの後ボケは追及が足りなかったと気になり、再び戻った。補正0にして明るさは得られたが相変わらず70mmで主役が小さいので、クロップで切り取った。早く望遠ズームほしいんですけど。。。ニコンさん。


佐倉城址公園 コブシ
佐倉城址公園 コブシで後ボケ 2020/03/15 11:14:37 Z 6, Z 24-70mm f/2.8 S
手ブレ補正オン
70mm f5.6 1/800秒 +0.3EV ISO-200
WB:晴天 アクティブDライティング:オート PC:スタンダード (C-PL使用)

佐倉城址公園 ツバキに玉ボケ
佐倉城址公園 ツバキに玉ボケ 2020/03/15 11:22:38 Z 6, Z 24-70mm f/2.8 S
手ブレ補正オン
70mm f2.8 1/500秒 -0.7EV ISO-400
WB:晴天 アクティブDライティング:オート PC:スタンダード クロップ済み
佐倉城址公園 ツバキに玉ボケ
佐倉城址公園 ツバキに玉ボケ 2020/03/15 11:21:15 Z 6, Z 24-70mm f/2.8 S
手ブレ補正オン
70mm f2.8 1/400秒 -0.3EV ISO-200
WB:晴天 アクティブDライティング:オート PC:スタンダード クロップ済み

どちらもツバキの周りに白い玉ボケをふわふわ入れたかった。だが探してもなかなか良い反射が無くて。その中でも、ツバキにしては頂点の花だけが枝先について面白い枝ぶりと思ったものを。玉ボケに執着し、これらも解放だった。


佐倉城址公園 ソメイヨシノやっとほころぶ
佐倉城址公園 ソメイヨシノやっとほころぶ 2020/03/15 11:38:15 Z 6, Z 24-70mm f/2.8 S
手ブレ補正オン
70mm f5.6 1/400秒 +1.0EV ISO-100
WB:晴天 アクティブDライティング:オート PC:スタンダード (ホワイトバランスを6194Kに加工)

サクラは明るく撮ったほうがいい

今日はまた風が冷たかった。真冬に逆戻り。サクラも足踏みか。でも数日したら満開の予報だ。どうせウィルス感染症のおかげで遠出はできないので近場の花見に通うしか。