近いものにピントを合わせ、奥までもピントの合った写真を撮るのは確かに難しい。というか、近いものにピント合わせるとその奥はボケやすい。絞って撮ると暗いのでブレる、ボケなくても絞っても変化がほとんどなかったりもする。ISO感度上げるとノイズがひどくなる。遠景撮影で10メートル以上先にピントを合わせるとパンフォーカスになりやすいのだが。
それをカメラが自動でピント位置を少しづつずらしながら撮ってくれる・・・フォーカスシフト撮影というのがあると習った。
ニコカレ講座(品川) 風景 深澤武先生でした。
次は昇仙峡、御坂峠へ実習だ。
その次の講評は、既定では3枚だが受講人数が少なかったため5-6枚までも良いって。
3枚提出するのもきついのに6枚もだなんて・・・
今から憂鬱になっちゃうが、ボケ防止にプレッシャーを受けるための受講なんだからさ。気楽に行こう、と独り言。
フォーカスシフトは合成するために専用ソフトが必要で、検索してもどうしたってフォトショップのような有料ソフトしかない。クラウドで月額契約となるのも面倒だし。。。購入一回で終わるソフトならがんばろ、と思うけどね。
ニコンの専用ソフトCaptureNX-Dで、なんでできないのよ??
バージョンアップしてほしいわ。
現在は無料だが、そしたら有料でもいい。
Z6でフォーカスシフトをやってみたら確かに撮影はできた。(上)
ソフトのように一発合成は無理でも、自分でピントの合う部分を抜き取ってレイヤーとすればフォトショップエレメンツでできないこともないだろう。が相当な労力が必要。最後の合成はレイヤーのラスタライズってのだろうと思うが、境目が問題だろなー。やっぱ無理そう。
ま、これは高度なので諦めるとして、風景写真を最低でも人に見せられる作品として5枚は撮らないといけない。アクティブDライティング(撮影時のシーンに応じて露出や階調を制御し、ハイライト部分やシャドー部および中間調を適切に調整した画像を記録する機能)は使ったことはあったが、それほどのシーンはなかったので今では「使わなくてもいいわモード」となっている。だが夕景などではやってみたほうがいいかな。昇仙峡や御坂峠でそんなシーンがあるだろうか。
HDR(ハイダイナミックレンジ)(輝度差、明暗差のある場合に露出違いの2枚をカメラが自動的に撮って1枚に合成する機能)もやらなくても自分はいいんだが、一応やってみなくちゃ。・・・なんていろんなこと考えて欲張っていると、結局どれも失敗作になったりするから気を付けないと。
撮影場所は渓谷、滝、峠から富士山を臨む、などなど。時間によって太陽の向きが違うそう。どの場面も設定がそれぞれ違うでしょ。
構図も一瞬で考えて、設定がさっさとできないと1時間なんてあっという間。一か所で1時間もとどまってくれないかもしれないし。
そういえば、今回の講座1回目にはなんとプロのような外人さんが受講に来て、先生にプロいこと(カメラのシステムなど)ばかり質問してたので素人のおばさんはびっくりしたわ。ぽかーんと口を開けるばかりだった。日本語ペラペーラ!日本で仕事してる人なんでしょうね。
設定で焦っている素人とは格段の差だわ。プロ講師にじかに話を聞ける講座ならでは。ま、こういう人と自分を比べても仕方ないので、自分なりの写真が撮れるよう・・・頑張るかな。