佐倉城址公園にて

ジムの店休日で涼しい日の2日目は、やはり近所の佐倉城址公園。この日も朝のうち雨がしとしとで、その後曇りとなった。草刈りしたばかりのようでマムシやスズメバチの心配も薄らぐ。管理の行き届いた公園は発見できる野草も限られているが、こういうところはありがたいと思う。

ヤマボウシの実がこんなになっているのをはじめてみた。考えてみればこんなご近所でも撮影しようと思って出かけたことがないので気づかなかっただけだ。思わずぱちぱち撮った。どういう構図がいいのか考えもせず、全体が入ったり一部分の枝にたわわに実っている様子を撮ったりした。だが改めてPCで見直すとどれも良くない。もっと接写して数個の実だけを撮るのもやっておけば良かった。
ツルボが今を盛りとあちこちの日当たりの良い斜面で群生していた。ここはそれほど日当たりがよくなかった。でも土手の下から、かがまなくてもいい位置で、しかも暗い背景で撮ることができた。やっと先生に習ったシチュエーションを見つけられた、と思った。しかし、自庭でもそうだが暗い場所で咲く花はどうして花色が薄くなるものだ。そこはホレ、PSE15でちょっと色を鮮やかにしてみた。
スイレンの仲間と思う。姥が池はこの植物だけか分からないが同じようなスイレンっぽい葉が水面を覆いつくす。花の開花盛期に見に行っても色のついた栽培種のスイレンはない。コイの他、ブルーギルなどの外来魚もいるし、在来のカメよりミシシッピアカミミガメがいっぱい。餌付けする人もいるので、人がいる気配がするとどんどん集まってくる。
写真は、白花でハジけ、水面とカメが黒くつぶれる。どう撮ったとしてどう加工やったとしていい感じにできないんですけど。。。困り果てたワ。でも池のスイレンとカメっていい取り合わせでしょ。
雑木の洞に芽生えたスミレの仲間とカヤツリグサかイネ科の仲間のようだが。道端に生える木の地面から2メートルほどの高さにあって撮りやすかったということもあったし、この植物たちがグッと中央に抜きん出て見えたのだが。私が撮ってみると暗いし、まったくインパクトないナ。もっと印象深く、野生の力強さがあふれるように撮れると思ったのに、いったいどうすれば。。。