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画像 一才ユズ Citrus junos

■今朝早く、ローズマリーの剪定をした。冬中咲いていて楽しめたが今はボサボサ。
おまけにタネまでゴッソリついている。そして周りの植物にとっては風通しが悪い。
悪いけどもう少し小さくなってね、と存分に剪定させてもらった。
見えなかった下枝は枯れこみ、その上に新しい枝がグルグルとたくさん出ていた。
思い切って大剪定。また秋にでもきれいな花を見せてほしい。

■剪定といえば、失敗した例をいくつか。。。。
まずはアリッサム サクサティレ (Alyssum saxatile)
今はアウリニア サクサティレ (Aurinia saxatile)に分類されることもあるらしい。
これはシルバーリーフで花色はレモンイエローで、少し茎が長いので這うようになる。

こんな風に這うように花茎が伸びていたから、徒長している感じにも見えるんだな。
それで株元から切り戻して、新しい枝を出させようと思った。
切り戻してしばらくしてみると、、、、無残にも株自体が枯れてしまった。

次はニーレンベルギア ‘モンテブランコ’ Nierembergia caerulea ‘Mont Blanc’これは花つき多く、繰り返し咲くのでお奨め品種だが、この剪定にも失敗。宿根草なので翌年もたくさん咲かせようと、春先にいつもどおり摘心していた。この株も3年目を迎えれば、下葉がなくて上のほうにだけ葉っぱがちょろちょろというのが多い。

そこでこれも株元から切り戻して、新しい枝を出させたいと思ったわけね。
そしたらやっぱり株自体が枯れこんでしまい、がっかりしたわ。

そこで、思い当たることというか、自分なりに分析すると、、、、、葉芽のないところで切ると、どうも枯れこむらしい。葉芽のないせいで新芽が出てこないわけだから、当然といえば当然か。もっとよく考えてみると、草本でも栽培期間が長くなると、基部が木質化したりすることがあるがそういう場合、特にこのことが言えるみたい。硬く木質化した茎の、葉芽のない節のすぐ上で切ると多分ダメなんだな。だから葉芽を持つ節の、すぐ上で切ると大丈夫だと思う。丈夫な植物は別として、こんどはしっかり観察しながら剪定しよう。