今日は10時ごろに到着し、入口の入場券売り場で確認するとガーデンだけなら無料と言われた。苦情が多かったのかな?私も去年入場料800円だったかとられたときにびっくりした。今までが、ガーデンだけなら無料だったから。だがきれいに整備されているのでいつもありがたいと思っていた。人も少ないのでゆっくりできるし、三脚もオッケイだし。
ハス池に行くともう数人が三脚で構えていた。
翁ばっか。
若いメンズはおらんのよ。
こっちも婆だしさ。
翁のみんなに挨拶して「ここでやってもいいですか?」と尋ねてOKとってから三脚構えた。
小学校の25メートルプール位の広さかな~。池の縁付近の3-4か所で花がさいているのが数個しかなかった。蕾もけっこうあったがほとんどが花托?というのか花の終わったあと。もう1週間くらい前が良かったんじゃないかと思った。
ところが一通りの撮影が終わったあとに、最後まで残っている常連(来る人来る人がその人に挨拶してくので)と思われる翁に声をかけてみると、これから咲くハスが撮影にはいいらしい。たくさん咲いているときより、ポツポツとだが大き目の花が咲くらしい。確かに、ハスの花は大きいのでそばで撮るには1個で撮ったほうが印象深いかもしれない。
1本だけポンっと浮かび上がるように撮れたらなおいいよね。そんな構図を期待したが、池の縁に数個しか咲いてなく、それも朝の6時頃がベストだそう。
10時過ぎには開きすぎで、雄しべはちょっと乱れてくるし、花托の上の雌しべなのか穴の中が茶色くなってきちゃうと説明を受けた。ありがたく拝聴した。
その翁はリタイアしてから20年以上デジカメやってるそうで、ソニーのカメラ2台(今日は)にレンズもいっぱいお持ちらしい。構図についてもいろいろ教えていただいた。ご自分で撮った写真を数枚見せていただきカメラ談義は尽きなかった。別れ際にはこの川村美術館で今年の5月に撮ったという杉林の中のキンランの写真をいただいた。大木の根元に数本のキンランが木漏れ日を浴びて浮かびあがったいい写真だった。
という事で、ハスを撮ってから話を聞いているだけで疲れた私は他に撮る気がせずにお別れした。その時点で2時。随分話が弾んだもんだ。帰ったら3時になりもうくたくた。
明日は今日よりもう少し天気がよさそうでまた行こうかと思ったが、どうしようか。。。