成田市さくらの山はサクラの木がたくさん植樹されていて公園として整備されている。そして4000メートルの滑走路が目の前に広がる撮影ポイント。サクラとの併せ技が有名だがその時期はものすごい混雑だそう。駐車場もそこそこ広いのだが写真が目的の人は長く居座るので、いったん駐車スペースや撮影スペースをとったら長時間空かないだろう。
今回は下見で電車・バスを乗り継いで行った。往路も復路もバス(JR関東と成田市コミュニティバス)の本数が少ないのが分かった。
江月水仙ロード(保田)に行きそびれ、水仙まつり(1月)は終わっていたのでこっちは早めにロケハンした。江月ではまだスイセンは咲いているだろうが今年は特に暖冬なので来年にしよ。このスイセンロードはなだらかな丘を登るようになっていて、上からの景色も絶景だったからスイセンと海のコラボもできるか、と思っての事。保田は台風被害のひどかったところなので応援の意味もある。漁協運営のばんやで昼食も楽しみの一つ。
さて、さくらの山では離陸ポイントが少しずれただけでも構図の中に飛行機がうまく入らないという事が分かった。そして、そのまま行けばこの辺に飛行機が来ると予想して構図をとったが、飛行機はある地点から急上昇することが多いみたいだ。遠くから見ればそうでもないのだろうが、これだけ近く(1キロちょっとか?)で見ているとえっ?と思うほど急な角度に上がって行った。
三脚に載せても追随するのは無理で、大砲持ってる人たちも柵に寄り掛かるようにしてみんな手持ちだった。私も早々に三脚を放り出し、低い位置からの「菜の花を前ボケに飛行機」という構図とした。両方ともC-PL使用。
飛行機ちっちゃ。
だが24-70mmだとこんぐらいしかできない。飛行機だけアップにするとしても70mmは中途半端な大きさだ。ピントはコンティニュアスAFを試そうかと思ったが設定変更する余裕もなく、数分(3分ぐらいか?)置きに飛び立つ飛行機を液晶モニターで追いかけ続け、少し先の場所(画面上では5ミリ以内)を予想してAFタッチシャッターが有効だった。
そしてやっと気持ちにゆとりが出たところで、今度は飛行機が来なくなった。なんでも他の人が言っていたが、離陸の方向が変わったらしい。風向きによると教えてくれたおじさんもいた。その人はカメラは持ってないが私の事を「あんまり見かけない顔だね」と、言ってた。少し話したがご近所さんらしい。私が「帰りのバスの時刻があるので、、、」と言って引き上げるときは「もう帰るのかい、お疲れさん」と声を掛けられた。「また来ますのでよろしくお願いします」と私は言った。
「フリッカー低減」とは
ファインダー撮影時に蛍光灯や水銀灯などの光源下で発生する、照明の明滅による明るさのちらつき(フリッカー現象)の影響を低減できます。(引用)
なので、屋外で日中撮影する分には影響ないだろうからフリッカー低減はOFFにした。