ニコカレ トワイライト風景、梶山博明先生でした。
三崎口駅からバスで30分ほどかかって、バス停「荒崎」(終点)に到着。砂岩の削られたような海岸とその周辺の小山、展望台などがある公園にもなっている場所だが、公園にはいかなかった。釣り人もいない方へ行って3か所ほど先生に撮影ポイントを教えてもらい、前もって学習したように撮影する。
前日の天気予報では雨だったのだが、到着したら太陽ギラギラ。だが日の入り時刻少し前から雲がかかって、トワイライトはうまく発色しなかった。
先生のお手本を参考に、高速シャッターで波のしぶきが止まって撮影できるよう学習していた。何枚も撮ったが良い波の飛沫が撮れたのはこれしかなかった。ざぁっと来る波に、意外とタイミングが合わせられないものだと知る。f/8から撮っていたがこれはf/16。もっと高速のもあったが波にタイミング合ってなかった。
波の飛沫を狙って待っている時、水たまりに太陽が光っているのに気づく。光芒出るかも?、とすぐにカメラの位置をずらして撮った。これなら縦構図が良いか、と雲台を動かそうとしたらもう太陽は位置がずれてしまって、水たまりには写り込まなくなった。だから3枚しか撮れなかった。露出変えるゆとりもないままに。でもってこれは横構図を縦に切り取った。
秋らしくツワブキとこのイソギクが咲いていた。それほどいい株でもなかったが、こういう構図は前回の昭和記念公園の撮影実習で学んだ。下から撮りたいのに這いつくばう事が出来る場所ではなく、少し体を斜めにしながらかがんで体が揺れないように撮った。すると海の水平線が斜めになってしまったので編集した。ここで3枚撮ったが、背景のボケ具合がこれ一番良いと思った。f/3.5と絞り開いて撮ったのは、背景がボケ過ぎでイソギクはきれいでも引き寄せ効果出ないので。これは3個の花全部にピントが合っていないのがマイナス。
日の入り前から隠れてしまった太陽でトワイライトはうまく発色せず、鉛色の同じのばかり撮ってもツマンナイと思い、最後の数分間にいろいろ試してみた。
低速シャッターに、ホワイトバランスのケルビン温度を上げて暖色?傾向(7000K)へ、暗いんだからと高感度ノイズ低減は強めに(でもこれはISO400だった)、アクティブDライティングは弱め、などなど。
だがこういったことはソフトで後から何とでもできる。適正露出とピントが肝だと前もって先生に指導を受けていたのにファインダー覗くとすっかり忘れている。どういうわけか補正マイナスの暗いまま撮ってるのよね。
カッパや傘、防寒着は荷物になったが、雨も降らなくて暑いくらいだった。太陽もちゃんと出ていたし。これで曇りや雨だったら設定アタフタだったと思う。
先生や参加者の皆さんのおかげで良い撮影実習だった。