覆土はどうする?

朝、我が家の裏にある川でカワセミを見つけた。こちらの気配に水面ぎりぎりを猛スピードで飛び去っていった。いつもデジカメで撮影したいと思うが、そばによるとどころか少し動いただけでもう飛んで行ってしまう。あの羽毛の輝きをいつかはカメラに収めたいものだ。

以前Kさんにうかがったのだが、ごみ用(45L)のポリバケツで雑草や古土を積んでみた。そのうちいい堆肥になるかなぁ。落ち葉、わら、ぬか、古土、雑草、苦土石灰などを、まったく不規則に積んでしまった。途中で水もかけずに、最後に4リットル如雨露で水をまいた。本を読み直してからのほうがよかったが、涼しくて重労働が苦にならなかったので思いつきでやってしまった。しょっちゅう作るわけでもないので作り方を覚えていないけど、やろうと思ったらやってしまうところが私らしい。ポリバケツの底と側面の下半分くらいには数箇所だがドリルで穴を開けた。朝の7時からうるさくてご近所迷惑だったな、と反省。石灰は虫がわくのを抑える働きがあると聞いた。

エスコルチアの覆土についてだが、好光性とは特に書いてないがタネがたくさんあったので覆土の仕方を変えて発芽状態を比較してみた。バーミキュライト(2㎜角くらい)でタネが隠れるまで覆土したものと、別の用土をうすくタネが半分見えるくらいにかけたものとでは、バーミキュライトのほうが発芽が一斉に揃っている。別の用土とは、ピート、バーミキュライト、燻炭、川砂を4.5:4:1:0.5くらいで配合したもので、バーミキュライトは2㎜角くらいに砕いたものを混ぜた。

大きいバーミキュライトはゴロゴロして覆土する時にはふさわしくないと思う。ケシ粒のようなタネなら、たいてい覆土の必要はないがもっと大きくなるといくら好光性といっても、覆土しないとタネが乾いてしまう。これではいつまでたっても発芽しない。だから今回のタネ蒔きでは、ケシ粒のように細かいタネ以外は、好光性でもバーミキュライトをかけている。そして結果はエスコルチア同様全て大成功だ。バーミキュライトは光を透過するといわれているがまさに真実だった。発芽が一斉に揃うと気持ちいいー!ちなみに嫌光性のタネは、ピート、バーミキュライト、燻炭、川砂を4.5:4:1:0.5の配合の用土を5㎜以上の厚さにかけている。