軽井沢

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軽井沢へ行ってきた。とても涼しかった。
標高は1200-1300メートルくらいあるらしい。
明治から開発された別荘地帯で、高級感がある。

こんなところで夏中過ごせたら最高だけど、駅周辺はいただけないな。
人が多すぎて東京と変わりなかった。
ブランドのアウトレットショップがあるせいかな。

でも少し山に入ると、高原の風景が広がる。
私有地なら、植物採集する人はいないだろう。
庭を自然のままにしておくオーナーは滅多にいないようだが
それでもシーズンには、高原ならではの植物が見られると思う。

途中の車道でも、アザミやツリフネソウ、ヒヨドリバナの仲間が咲いていた。
一部紅葉している落葉樹も見かけられた。
あっという間に秋が駆け抜けて、すぐに冬が来るんだろうな。

私は寒いのが好きだが、あの雪国の雪かきは出来そうにない。
すぐに腰が痛くなるし、毎日やらなきゃいけないなんて。。。
それに数ヶ月間閉じ込められるという閉塞感。やっぱり無理。

そうそう、、、碓氷峠付近では日本ザルの群れにも遭遇した。
小ザルを抱いた母ザルや、体の大きい雄ザルたちが道路を横断していた。
「餌付けをしないで」、という警告の看板があちこちにあったが
本物に出会えるとは、思っても見なかった。
今はクリやカキ、ヤマブドウとか山の恵みが豊富だろうが、冬は過酷だろうね。
浅間山の噴火の影響もなく、たのしい小旅行だった。

宿泊した保養所の庭は、栗の木、カラマツ、アカマツ、雑木などが
たぶん自然のままに残されているようだった。
下草だけは刈られていたので、木の根方まで近寄ることができた。
クリの実を拾ろってウロウロしていると、
カラマツの小さい実生株があちこちに生えていた。
どうせ下草を刈ってしまうのだからと、数本を土ごとすくってもらってきた。
うまくいくか分からないが、今日はその実生1年生株を鉢に植えてみた。
新葉は柔らかで明るい緑なので、すぐカラマツとわかる。
このような高原地帯じゃないと栽培は困難かもしれないが、なんとか頑張ってみる。