釜山慶州の世界遺産

韓国世界遺産のお寺めぐりの旅へ行って来た。さすがに綺麗に掃除され、周辺の環境も整備されていた。右は通度寺の梵鐘楼、左は信者？あるいはこのお寺のお坊さん？でも女性も同じ様な格好をしていた方がいた。よくわからないが、どこの寺でもこのような方を見かけた。1箇所のお堂には数分しかおらず、あちこちのお堂を巡回して読経していた。ガイドさんが説明していたけどそっちのけで他の場所を見ていたから、質問するのも悪いかなと思い、そのままになってしまった。^^;

韓国のお寺は、仏教が迫害されて山奥に追いやられたため、大抵は山にある。山といっても海抜1000メートル前後だろうか。そのお寺とお寺周辺の植物をジロジロと観察してみたけど、リュウノヒゲやらシダ類、ササ類など日本でよく見かけるものばかり。その他新芽が出ていない落葉状態の雑木は、何の木だか全然わからないけど、日本にもよくあるものだろう。だけどどこを見てもスミレは1つも見つけられない。日本ならモミジの新芽が赤く膨らみだした今ごろ、陽だまりならどこでもスミレが咲いているはず。咲いていなくてもスミレの葉っぱはわかる。だけど見つけられなかったわ。どうしてだろ。

上↑の2枚の写真は釜山タワーからみた周辺の景色。なかなか風光明媚な場所だ。このタワーの中のみやげ物店は、ご存知ニセブランド物を置いていた。堂々と「グッチ、シャネルありますよ」と日本語で呼び込みしていた。ちょっと覗くとすごいパワーに圧倒される。店員さんはみんな日本語ぺらぺらだからね。(^｡^)　こちらもさるもの、「チョンカッカジュセヨー（割引して）」と言ったら、「これは割引できません」と日本語で返された。(^_^;)

ヨン様やビョン様のグッズもあった。と、そこへ奥から怪しいおじさんが。。。。自分は日本で有名だと言って本を開いてきた。それは日本の観光本で、そのおじさんが載っていた。「応接室へ案内する怪しいおじさん」と出ていた。はぁ～、聞いたことのある話だね。支払いに私がヴィトンのモノグラムの財布を出したら、「おぉ～！」とびっくりしたような声をあげ、私の財布を手にとり、自分の偽者と比較してモノグラムの柄を指差し、「わからないでしょ、わからないでしょ」を連発していた。私は「これは本物よ」とあわてて自分の財布を取り返した。（ちょっと焦った）(^o^)

最後の写真は韓国料理のヘルムタン（海鮮鍋）とサムゲタン。その他には骨付きカルビ、チヂミ、おでんなどを食べた。どれも美味しかったけど、こんなメニューが3日間続くと「納豆が食べたい、ラーメンが食べたい」と思ってきた。それにキムチはもう飽きたよ～。だって、毎日毎日3度の食事に出てくるんだもの。(~_~;)　

韓国の家の値段は日本並みで、2千万円位かららしい。買っても借りても同じくらいの値段だそう。そして一軒家はほとんどなく、普通の人はみんな高層住宅に住みたがるって。たいていはオンドルつき。釜山では海の間近に山が迫っているが、その麓にまで高層住宅が林立していた。あとは商店や低層の雑居ビルがごちゃごちゃとある。ちょっと日本の下町に似ているかな。そして大変だったのは自動車の運転が乱暴なこと。すぐにクラクションを鳴らすし、横はいりは当たり前。3日の間、全て移動はワゴン車だったが、よくぞ事故にあわなかったと胸をなでおろした。ソウルは運転マナーがもう少しマシらしい。家の値段に比べたら、タクシー代は15分ほど乗って2300ウォン（約230円）、地下鉄は釜山は2本あるが、大人一人900ウォン（約90円）均一だった。若者の行く渋谷か原宿のような感じのミョンドンの商店街では、洋服も安くて5000ウォン（約500円）くらいからあった。でもたいていは外国人向け別料金があるとも聞く。値札のついていない店も多い。

あぁそうそう！　釜山のロッテ百貨店のすぐそばにPCパン（パンとは房＝部屋のこと）という、日本でいえばインターネットカフェのようなところがあったので、そこで30分ばかりやってみた。地下にあるので真っ暗な穴倉のようだった。２０台ほどのパソコンに一人分ずつの小さい仕切りがあるだけで、利用者の顔にはパソコン画面の光があたっていた。1時間1000ウォン（約100円）だった。ものは試しと始めたが、YahooJapanのページを表示させると日本語フォントがちゃんと表示されていた。フォントが入っているならこれは行ける！と思い、自分の掲示板に書き込もうとしたが、よく見るとIMEは韓国語と中国語だけだった。デフォルトでKoreaが出ていて、右クリックでChineseに変換できる。日本語が打てないので、とりあえずそのヤフージャパンで「Korea　IME」とか入れて検索すると「PCパン」という単語が入ったサイトがあったので、そこからコピペしたりして検索しなおす。するとやはり日本語が入力できるパソコンがあるのは、一部の大手PCパンだけらしい。後でガイドさんに聞くと、私と同じグローバルIMEを使っていると言っていた。だからこのGrobal IMEが入ったパソコンじゃないと日本語が入力できないんだよね。惜しかったな。

My first GUCCI
娘がヴィトンとコーチのバッグ、私はグッチを買ってしまった。^^;　自分でブランド物を買ったのは初めてだよん。この柄、モナコ王妃だった故グレースケリーのためにデザインしたものの復刻版とか・・・・・　素的なボタニカルアートの図柄だったのでほしいなぁと思っていた。持ち手は滑皮で素材はファブリックのフローラルプリント。2005年春夏の新作だよん。本家ではクルーズラインといわれるシリーズ。このシリーズで、持ち手がバンブーのがほしかったけど、どこでも品切れだったの。