千葉県の麻綿原高原というところのアジサイを見に行った。
初めてよ。
写真は妙法寺さんからの眺め。
アジサイはちょうど花の色づきが始まった感じ。
大きな頭状花は直径30センチ以上もあり、雨に降られる前で倒れてないし形も良くタイミング良かったと思う。
まだこれから2-3週間は見頃だろう。
梅雨の晴れ間を縫って行ってね。
麻綿原高原周辺は東大の千葉演習林の中らしい。
途中多々ある分岐点では「これより先は無断立ち入り禁止:東大」の看板があった。
2019年の台風被害で一時閉鎖状態にあった「関東ふれあいの道」の一つだって。
房総ふれあいの道はおかげさまでよく整備されて歩きやすかった。
高低差がほとんどなくハイキングコースとしてとてもいいわ。
見晴らしのいい場所は3か所ほどあったけど、雲が多かったので遠くまで見えなかった。
東大はこの杉林などを100年単位で研究してるのよね、いつかテレビでやってた。
すぐに杉林が多くなるが、岩壁もあって広葉照葉樹林もある。
コケもあるしテイカカズラの花ガラもいっぱい落ちてた。
歩くことに専念しないとなかなか着かないので周辺をよく観察したわけじゃないが、千葉の海岸沿いに見られる木やアジサイの仲間、ショウマ、ギボウシ、開花中のイワタバコも見られた。
上:クサアジサイと思われる。
他に気づいた植物はダイモンジソウ、開花中のホタルブクロ、ウグイスカグラ、ウツギなど。
野生植物名は知らないのが多い。
アサギマダラもいたのよね~。ラッキー!
でもカメラで追えなかったのでボケてたけど。
アサギマダラの食草を調べたらガガイモ科のキジョラン、カモメヅル、イケマ、サクラランだって。
それらを1個ずつ画像検索したら、この演習林の中で落ちていた花ガラで植物名が分からなかったものが1つあったが、どうもそれがカモメヅルというものじゃないのか?と思いはじめた。良く分からないが。
うーん、やっぱり違うなー。花の直径4センチほどはあったし、萼は花のすぐ下ではなく、3-4センチの花筒があってその下に萼がついていたと思う。
落花していたのは花筒がついていて、写真に撮らなかったが、横から見るとオシロイバナのように花の筒が長かったのは目に焼き付けてきた。
花はクリーム白で花びらの先端は尖り、細く分かれた花弁は上から見るとヒトデのよう。落花した場所の真上をよく見たんだけど、その花がついている木を見つけられなかった。
検索すればすぐに植物名が分かるだろうと思っていたよ。ジャスミンで検索しても分からない。
千葉の山なのに。
自然林ではないみたいだから持ち込まれた園芸種なのかも。東大に聞いてみるのが一番早いが、さすがにそこまでは。。。下の植物、ご存じの方がいらしたら教えていただけると幸いです。
下は麻綿原高原アクセスへの起点となる清澄寺とその境内にある千年杉。
下:ウスタケというらしいキノコ