Outlook Express インポート

メールソフトの Outlook Express 6.0 が調子悪かったので、メッセージを大量に削除してみた。もちろんその前にバックアップを取った。バックアップは単純にメッセージの保存されているフォルダを別の場所にコピーしただけ。だから、削除する前のメッセージを読みたかったら、そのコピーしたフォルダにアクセスすれば良い、と単純に考えていた。ところがどっこい、そんな単純じゃなかったよ。

コピーしたフォルダで .dbx ファイルをクリックしても現在の(バックアップ後の) Outlook Express が起動してしまうので、削除されているメッセージやフォルダは読むことが出来ない。でもプロパティとかサイズ(容量)はちゃんと実体がある。

以前にも(WinMe)このような方法でバックアップを取っておいた。そのときは確かに以前のメールが読めたはず。・・・・そこでよく考えると、MicrosoftOutlookExpressフォルダごとバックアップしたのではなく、たしか.dbxファイル(メッセージフォルダ)を選択してコピーしたように思う。その後のバックアップはいつも.dbxファイルを上書きしていたはず。だから OutlookExpress のフォルダごとコピーするとこのようなことになるんだと思う。まぁ、今回とはOSの違いもあるので断定はできないが。そこでマイクロソフトの『答えてねっと』で検索してみた。そのバックアップフォルダ復元に関する解決方法を書く。

Outlook Express

ツール⇒オプション⇒メンテナンス⇒保存フォルダ

で保存フォルダのアドレスを、コピー後のフォルダのアドレスに変更してしまうと、バックアップ後から現在までのメッセージが、上書きされて無くなってしまうので注意しなければならない。これを避けるためには、インポートというコマンドを使う。

Outlook Express

インポート⇒メッセージ⇒MicrosoftOutlookExpress6⇒メインユーザーを選択⇒参照アドレスにコピーしたフォルダを指定⇒インポートするメッセージフォルダの選択(全て、または任意のいくつか)⇒完了

このインポートというコマンドで、無事に必要なメッセージが回復した。しかし、メッセージフォルダごとにインポートしたので、その中で不要なメッセージはまた全て削除した。メッセージが必要というよりは、メルアドが必要なだけだったんだよ。アドレス帳にはメルアドを保存してないのでこんなことになる。しかしセキュリティ上の問題から、今後もアドレス帳には保存しないつもりだ。