ルドベキア‘チェリーブランデー’を縦構図で撮ろうと構え、モニターを見ながら花にピントをあわせてシャッター半押ししたら、フォーカスエリアの赤い枠が勝手に移動した。
ん??、と思ったが、すぐにOK十字ボタンで目的の花の上にフォーカスポイントを移動した。が、またピッと一瞬でさっきと同じ場所に戻った。
おかしい⁉️
変だわ💢
これを数回繰り返したので一旦電源をオフした。少し待って再び電源オンして撮り始めたが、さっきの異常はもう現れなかった。
これを含めてZ6の不審な挙動は3つとなり、不安のまま過ごしているのも嫌なのでニコンサポに電話した。
- ファームウェアver2.00から2.01へのファームアップ前から、撮影画像をモニターで連続再生して見ていると、急に真っ暗になってシャッター半押ししても戻らない事がある。頻発するのでアイセンサーの感度かと疑う。
- 2.01へのファームアップ後、コラージュのような(1枚の中に切り貼りしたかのように前のコマらしいのが下1/3と右端に写っている)写真が撮れた。(1回だけ)
- 2.01へのファームアップ後、フォーカスポイントが勝手に移動する事を繰り返した。電源オフで今のところ再発はなし。(先頭に記載の症状)
電話すると、以下のご回答をいただいた。
1.についてはアイセンサーが原因でそうなることがあり、綿棒などで清掃することによって改善するそう。
2.については多重露光が疑われ、その場で電話担当者はZで試したがこのコラージュのようには写らないことが判明。これに関してはニコンサービスセンターで相談して、とのこと。
3.については今回のファームアップは「瞳AF」が主要内容であるためだろう、との事。以下の設定内容を聞かれた。画面の中に人物は入っていなかったか?→(入ってない)オートエリアAFになっていないか?→(いない。絞り優先、AF-S、シングルポイントAFだった)。
結局、1.以外は納得できないまま。
2.についてサービスセンター銀座へ持ちこんで相談した。メモリーカードXQDを初期化してしまったので、USBメモリーで画像をコピーして持って行ったのに、担当者は、そのUSBメモリーがPCで開けないとのことで画像をしっかり確認できず。私はスマホにコピーした画像を見せたが、PCに移動した際に何らかの原因で画像が壊れたと思われる、とのこと。
ついでに3.についても聞いてみる。これはファームアップの関係ですから、と。要するに機械的なこと(ハード面)が原因じゃないと。。。
私は2.の件でもしカメラを開くのなら新しいカメラと替えてほしいと思っていたが、コラージュのような画像が撮影された事については、ハードウェアの異常とはっきり分からないから出来るかぎり開かないほうがいい、との事。
・・・確かに。
帰ってきてファームアップをやり直そうかとファームウェアダウンロードページに行ったら、今回の修正点について書かれていた。よく読むと画像下部に異常が現れるという症状を修正していると。
おぉ、これですぞ。
ってことはさ、そのバグが確認されてるのよねー。その発生の前提となるメニュー設定の条件は、私のとほとんど一致しているが若干違うところもあり。
電話の人も銀座の人もこのことは知らなかったってことか。
修正箇所に関して、不具合発生の前提条件となる4つの中で4番目にあった「レリーズモードのセルフタイマー・・・云々」がちょっと違うかな。あの時はレリーズモードのタイマーや連写を設定したんじゃなくて、レリーズのケーブル(リモートコードMC-DC2ニコン純正)を接続して撮影しただけ。それも以前からリモートコードは使っていたが、ファームアップ後の使用はその時が初めてだった。
ニコカレの撮影実習で池の前に三脚で陣取り、水面を背景にサギソウをじっくり撮ろうとレリーズのケーブル差したんだからこのシーンからで間違いない。
私もレリーズのリモートコードを接続した事は各担当者に話してないが、聞かれてもいないし。
素人考えでもレリーズが今回の不具合発生のトリガーだったことは分かる。
バグの条件がそろった時にいったんは今までのプログラムを読み込むので不具合(2.や3.の症状)が発生し、すぐにそれを修正すべくファームウェアの修正プログラムが働いたってこと???
今後は二度と同じ不具合が出ませんように、と祈る。