写真の作品としてはまだまだだが、いろいろな場所で撮ってみてポプラ並木がちょっといい感じ、と思った。最初はこの並木を中央に持ってくるのは作りすぎか?と思ったけど安定感はあって一番落ち着くか、とこの構図に決めた。
一番上がF/14で手前にピント合わせ、二番目がF/22で奥までピントを合わせたかったが、風が強くて良く分からなかった。
両方とも彩度をプラス3.0まで上げてちょっと強すぎた感あり。
最初のうち(ピクチャーコントロールいじる前)は彩度が弱く、例によって露出補正マイナスで色味を出していたが暗すぎたので補正をゼロに、その勢いで彩度を上げすぎたかも。
このラベンダーは葉や茎の色は灰色だし、たくさんのつぼみまで灰色に見えてなんだか冴えない、と思ったので勢いづいた。
やっぱり原点に返って、ピクチャーコントロールを戻したのも撮るべきだった。ピクチャーコントロールをもっと勉強せねば。
上の2枚に比べて下3枚はピントの幅が薄いのでラベンダーが物足りないと思ったので、自分としては一番上のf/14がお気に入りだが。
そういえばPモード(絞りとシャッタースピードをカメラ任せ)で撮った時、カメラZ6は自動的にf/14にしていた。無難な設定なのかもしれない。
Pモード(プログラムオート)
適正露出となるように、絞り値とシャッタースピードをカメラが自動的に決めます。
ただし、露出を一定にしたまま、撮影者が絞り値とシャッタースピードの組み合わせを変えることができます。
これをプログラムシフトといいます。(ニコンのサイトより引用)
もっと勉強せないかん。
グロッソラベンダーは、ラバンジン系のラベンダーで、イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーとの自然交配や人工交配によって生まれた品種です。
この品種は晩成種らしい。
開花の始まりでまだ花色がはっきりしない。
蕾は産毛をまとっているのか?
よく見かけるラベンダーはむしろ蕾のうちのほうが濃い紫で花色は淡い。
この品種はどれもが根元の木質の幹は太く、短く剪定されて(管理されて)いると思う。
その幹から立ち上がる多数の花茎は長くて倒れないかと心配だった。
大きな花穂と太めの茎が特徴、と紹介しているサイトも。
風の影響をもろに受ける田圃の中にあり、たぶん田圃をやめてそこに盛り土をしているのだろう。
確かに花穂は長く10センチほどあったか。あまり見たことがない(一般家庭で栽培していないような)品種じゃないかな、と思った。
となりに墓地とゴルフ練習場があり、その系列の経営らしく、従業員さんたちはこの時期、テントを張ってラベンダーソフトクリームやラベンダーで作った小物、本物のラベンダー蕾付き大株、おまけに弁当などを販売している。私も勧められるままにラベンダーソフトを初めて食べた。香料が強いんじゃないかと思ったがそんなことはなく結構おいしかった。
今回の成果は、カメラのピーキング表示という機能のおかげでピントの面が移り行くさまがよく分かった。また、同じ写真でも大きくしたのと小さいのでは印象が変わってくると思った。