プリムラ べたがけシートと堆肥で蓋をする

プリムラの冬越しだが、やっぱり霜に当てないほうがいいよね。そう思って昨日は裏庭に置いている育苗箱の6箱にべたがけシートをかけてみた。今朝取り外してみると、シートの内側には霜が凍って着いていたが、ポットの土には水分がなく乾いていた。まだこれくらいの霜なら当ててもかまわないのだが。むしろ夜露の水分をとってくれれば、水やりしないで済むだろう。だいたいどういう感じか分かったが、まだまだ寒さはこれから。もっとよく観察しなきゃ。あ、このべたがけシートをかけたものはみんな園芸種。

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日本産の原種、高山性プリムラ類は、今日堆肥をポットの上に被せてみた(写真上)。どうかな、これで寒さから守れるかな。水分もあまりいらないんじゃないだろうか。用土は山野草用土じゃなくて赤玉と腐葉土などだが、これは夏仕様の土じゃない。実は今年の目論見はこうだ。

夏仕様の硬質粒土ばかりだと水はけは良いが肥料持ちは悪い。私は秋冬にどんどん生育させ、春には開花株としたいと考えているので、肥料持ちの良い土で育てる。そして早春に芽が動く前に硬質用土に植え替え、花後は植え替えずに夏越ししようかと思っている。まだ予定だが、昨年の作は、硬質用土で栽培し開花となったのは生育旺盛な園芸種のみ。原種は持ち越しとなり、結局夏越しできなくてダメになったので冬に生育させることを考えた。本当はもっと完璧な霜よけをしたい。そうすればこんなに苦労しなくても済むのに。