早期抽台

抽台・・・これをちゅうたいと読むのかさえまだ定かではない。ネットで検索しただけなのでよく分かっていないのだが、これはとう立ちのことだそうだ。デルフィニウムの早期抽台という文章がたくさんヒットし、これを防いで生産性向上に役立てるとか。うんうん、私も豪華なデルフィを上手に育てたいといつも思っているから、今後の役にたつと良いと思って調べることにする。デルフィは育苗期後半、夜温が高く日長が長いと、早くとう立ちする事があるようだ。

以下は切り花生産者向けの青森県畑作園芸試験場・園芸部の文章なのでそのつもりで。私はデルフィを地植え、またはコンテナ栽培でも、とにかくきれいに豪華に咲かせたい。育苗途中で失敗することが多い植物なので、うまく栽培する方法があれば、もっと詳しく知りたいと思った。園芸試験場のページにはこんなことが書かれていた。

[背景・ねらい]

デルフィニウムの秋冬期出荷(6月上旬は種)では、育苗中の高温・長日により発生する早期抽台とロゼット株が生産上の障害となっている。これらの障害と関連の深い育苗期間後半の日長及び夜温と発生状況を検討した。


[成果の内容・特徴]

1.早期抽台は育苗後半(本葉2葉期~定植期、約1カ月間)の夜温が15~20度Cであれば、短日条件(9時間日長、 17:00~翌朝8:00)により抑制される。

2.ロゼット株は育苗中の夜温が高いほど、発生率が高くなる。

ふむふむ~、タネ蒔きは6月上旬で11月から1月頃に切り花として出荷するのかー。出荷時は多分、花茎がすくっと立って蕾が出揃い、ほのかに色づき、下の方が少し開花しているか、咲かんばかりになっているくらいだろうか。私にしたら生産出荷時期(花茎の出る時期)を集中させる必要もないので、ロゼットになってもかまわないし、早期抽台でもかまわない。とにかくしっかりした苗で豪華な花を楽しみたいだけ。生産者にはこのほかにも肥料のやり方などのノウハウもあるんだろうなー。園芸試験場に教えてもらいたいなー。メールしてみよっかなー。^_^;

この園芸試験場の記述で分かることは、育苗期間中の気温を管理し、日長さえも管理するようだ。それで完璧に開花時期を揃えることが出来るんだ。冷房付きのグリーンハウス(高山植物室というやつかな?)で育てるんだろうか。