お隣の企業

昨日のテレビでやっていた韓国財閥系企業サム○ンの就業形態。
45歳までに部長から役員になれなければ、退職を余儀なくされるとか。
そっかー、それで数年前のチョンさんの言葉に合点がいったわ。

チョンさんとは夫の友達で、やはり財閥系企業LGの部長さんだ。
(ついでに言っておくと、チョンさんはヤンバン出身の超エリートらしい)
その話を聞いた当初、彼は40歳前半だったと思うが
韓国では50歳で退職すると聞いた。その時は意味がよく分からず
『肩タタキというものが韓国にもあって、50歳になると肩タタキにあうのかなぁ・・・』と、
私たち夫婦は話し合っていた。

・・・このことだったのだ。
LGでは、50歳までに役員になれない時は退職しなければならないんだね、きっと。
韓国は日本に輪をかけた学歴社会で、高学歴のエリートたちが企業を動かす。
その人たちも脱落すれば、45歳や50歳で潔く退職しなければならないなんて・・・

非業なまでの企業利益最優先の就業形態だ。
今まで会社のために頑張ってきた人を、サッサと切り捨てられるんだろうか。
自らが選択して退職するのはかまわないが、
その年代で転職してうまく順応できるのか。
もっともエリートではあるんだから、どこでも通用するし
何をやっても成功できる能力があるとは思う。
だから、私の心配することではないが。

若くて能力のある人ばかりを集め、肝心なこころ
どこかへ置き去りにされていないだろうか。
思いやりの無い弱肉強食の社会を構成する企業の作り出すものは、
人間に優しいのか。。。。
私の知ったこっちゃぁないが、なんとも気になるお隣の企業事情だった。