やっぱりソウギョ?

以前から家の前を流れる手繰川で、良く見かけるサカナが気になっていた。池で見るコイとは絶対違うぞ、と思っていた。3-4メートル上のフェンス越しに見るサカナの姿は、真上からしか見たことがない。でも鯉じゃないよ絶対に。今日は検索してみた。アハハ~、暇なもんだね。(^^ゞ

どうも、ソウギョという中国などアジア大陸東部産の草食魚らしい。なかなか真上からの写真はなかったが、ずっと検索していくとやっとあった。うん、確かにこのサカナだと思う。「なんだー、中国産か」と思ったけど、大きなものは1.5メートルにもなるとか。釣り上げた人が、そのサカナを抱き上げている写真もあってびっくりしたぁ~~。(@_@;) 以下は某サイトからの引用です。

草食性の大型魚類。原産地はアジア大陸東部で日本には明治時代に移植された。主にアシやマコモの葉や茎を食べ、1m以上になるものもある。中国では食用にされる。日本では利根川水系のみで繁殖する。この魚の卵は産み落とされると水に流される性質がある。およそ50時間後に孵化する。このため十分に長さのある川でないと海に出てしまい卵は孵化できなくなってしまう。その長さという条件を満たしている利根川のみで繁殖できる。

家の前を流れる手繰川(支流)は、この住宅地周辺では擁壁のあるどぶ川のようになっているが、20年ほど前、ここへ引っ越してきた当初は小さな小川で、とても良い環境だった。地元の人たちが子どもの頃、夏に泳いだ川なんだって。そしてこの川は印旛沼へ注いでいる。以下、印旛沼について某サイトより引用させてもらいました。

印旛沼は、利根川の東遷事業によって印旛浦口が堆積物で塞がれて、湖沼となったもので、長門川が掘られて利根川に排水されていた。利根川の増水の度に川の水が印旛沼に逆流し、遊水池となって逆デルタが拡大しはじめた。寛文2年(1662年)の新利根川開削の工事によって、潰れ地となった村の代替地としてこの逆デルタが与えられ、入植したのが、その後、延々と続く印旛沼干拓の始まりである。

要するに、大雨が降って増水するたびに利根川から逆流してくるので、印旛沼やその周辺の支流河川に、このような外来種のサカナがやってきたんだね。たまにこの手繰川や、市の作った調整池周辺で釣り人を見かけるが、こんなのを狙っているんだろうか。でも大物を釣り上げているのを見たことがないから、せいぜいフナやコイぐらいなのかな。

そして、ブルーギルやブラックバスは佐倉城址公園などの池でも見かけたことがあるから、当然印旛沼にもいる。それに今日は、私の手の平ぐらいの大きさの甲羅を持つミドリガメも見つけた。あの100円で売っているミドリガメがこんなに大きくなるのか~、と開いた口が塞がらない。この亀と同じ種類かわからないけど、同じくらいの大きさの亀がこの川に棲んでいるのを知っている。何匹もいるので繁殖しているのかもしれない。大雨が降ると流されるのか、しばらく見かけないけどまた違う場所で見かける。このような外来のカメやサカナたち、釣りたいとか思ったことはないけど、姿を全く見られなくなるのもさびしいもんだよ。コイやフナなど在来種と仲良く共存しておくれ。くれぐれも増え過ぎちゃだめ。そういえば印旛沼周辺には、カミツキガメもいるとか。だれかが捨てたらしいけど、無責任にも私も一度見てみたい。^_^;