クリスマスカード

モニカに先日第2弾のタネを送ったから、彼女はまたタネを送ってきた。その前に何回かメールがあったが、良く訳がわからないメールだった。私は送ったタネの品種名と画像のあるURLを19品種分全て、メールに書いて送ったというのに、彼女は一度は「まだ届かない」とメールがあり、その次には「違う空港にあった」とか書いてあった。

空港って一体何のことだろう。「税関で没収されたかも」、というならもう手に入らないんじゃないのかな。あるいは税関で開封されても違法なものでない限り、返してくれるのだろうか。検疫の事は既に承知のようでもあった。

私としてはもうタネはいらなかったので、返事も書かなかった。だって「何のタネを送ってくれたの?」という質問にはあきれる。こちらは丁寧に、画像のURLと学名を併記してメールを送ったんだから、そのメールを見直せばいいことでしょ。でも彼女はクリスマスカードも添えてタネを送ってきた。一応お礼のメールをした。この方は他の方とも随分タネ交換をしているようなので、ごっちゃになっているのかもしれない。

・・・・・つづき
外国の人、といっても私が知っている一部の欧米人にとっては、文字や数字は単なる記号にすぎないのか。英文も個人によって、書体にそれなりの風格があって面白いが、それにしても一つの単語の中で小文字と大文字が混ざっていたり、i の上の点が全て無かったり(文章全てにおいて)と個性豊か。・・・・というか、これで通用するんだからすごいな。

日本でも個性豊かな書体の手紙などはあると思うが、あて先や宛名などは郵便局の人が読みやすい字を、と考えるのが普通でしょ。こんな事も個性を大切にする欧米文化の一つなのかな。

そういえば昨日の新聞の投稿欄で、アメリカのボストンの港に停泊中の貨物船にいる息子にあてて、母親から「ボストン、相模丸」とだけ書かれた葉書が届いたことがある、と何十年も昔を振り返ってその息子さんが投稿していた。全て日本語で書かれていて、なおかつ住所記載無し。これはすごいね~! 郵便局担当者の方々に「あっぱれ!」をあげたい。

だいたい国際郵便なら、まず郵便局の窓口で出すだろうから、その時に、せめて「ボストンくらいは英語で書いてください」と言われなかったんだろうか。あるいは気を利かせて郵便局員さんが、USAとか州名とか船名を、英語で書き添えてくれたかもしれないな。受け取ったご本人はそれを忘れてらっしゃるのかも。

投稿の内容は、郵便ネットワークの偉大さをたたえているもので、葉書の表書きに関する詳細は書いて無かったけど。もし本当に日本語だけの郵便が、外国にいる本人に届いたんだとしたらすごいじゃないの。葉書なら内容が読めるから、肉親からと分かっただろうし(口外しちゃいけないけど)。その当時、日本語が読める郵便局員がアメリカにいたんだろうか。あぁいい話だったね。