ケアンズ コアラ可愛いかった

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オーストラリアケアンズに着いた当日、半日市内観光でトロピカルズーに行った。動物園と言っても、コアラ、爬虫類、ワニ、カンガルー、鳥類だけ。ライオンやゾウやキリンはいない。これらは輸入にお金がかかるが、カンガルーやワニならその辺にいっぱいいるし、輸出を規制していて観光収入としているそうだ。

最初はコアラ抱っこ写真(AU$15)なんて撮る気は全くなかったが、その前に、フィーディング(エサやり)は料金に含まれているということで、ユーカリの葉っぱをこっちが持たせてもらい、コアラと一緒に自分のカメラでパチリとやったらもうたまらない。そばに寄るとコアラは思ったより可愛くて、臭くないし、おとなしい。せっかくだから抱っこ写真も撮ろう、ということで娘だけ抱っこ写真を撮った。そのときに体の毛を触ってみたが、柔らかい毛がみっしりと生えてきれいだった。抱っこされるコアラは2匹いて、どちらも30分以上にわたりツアー客に付き合ってくれた。娘が抱っこしたコアラは機嫌が悪いのか耳の毛が逆立っているように見えた。ごめんよー。時間になってバスに集合すると、隣の親子がもめていた。コアラにオシッコをかけられたんだって。お気の毒。

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次のワニの写真は養殖場のワニで、右のは忘れたが、左が有名なグレゴリーだ。体は大きく他のワニの2倍ぐらいあったかな。とにかく、胴回りは他のワニよりはるかに大きい。80-100年生きるそうだが、グレゴリーは何歳なんだか。。。もとは野生のワニで、人間を何十人も食べてしまったって。グレゴリーの背中に帽子を載せてまたいでいるおじさんが、この野生のワニを捕まえたクロコダイルハンターだ。どちらかの足を引きずっていて明らかにワニに襲われたらしいが、だれがいくら聞いても本当の事を言わない、とガイドの林君が言っていた。

この養殖場にいる野生のワニは、人や家畜を襲うなど悪いことをしたため合法的に捉えられたもので、繁殖に使われている。本来この地域は世界遺産で、野生の動植物を採集・捕獲(殺)することはできないのだ。何匹かの雄のワニは1匹ずつ鍵つきの檻に入っていて、アンドリュー、マリオなどと名前がついていた。それぞれ逸話があってその1匹づつを訪問し、クロコダイルハンターが鶏肉のようなものを持ってワニに近寄り、「アンドリュー、アップ!アップ!」と言ってワニを上に飛び上がらせるパフォーマンスを行う。時に2メートルもジャンプすることがあるそうで、その迫力に圧倒された。カンガルーやエミューも放し飼いされていてフィーディングができる。のんびりとしたムードの中で、普段目にしない野生動物に間近に接することができて感動。