チャングム アンコール

チャングム アンコール

NHK衛星第二でチャングムの集中アンコール放送が始まった。子どもの頃の話は、「おしん」と同じように面白い。あれほど貧困にあえいではいないけどね。何しろ子役の演技力のすごさに舌を巻く。NHKでは吹き替えだが、演技力はだれもが太鼓判のチョ・ジョンウンちゃんだよ。声の吹き替えをしている女の子もなかなか感じが良い。舌足らずの小さな子が一生懸命せりふを覚えて話している感じが、チャングムのひたむきさとドンピシャだと思うね。

このあいだのチャングム特集の放送では、監督とこのチョ・ジョンウンちゃん、そしてミンサングン役の女優さんが出演し、NHKアナウンサーのインタビューに答えていた。ミンサングン役の女優さんはこのドラマの中でもきれいな人だと思っていたが、女優の日常の顔もとてもきれいですてきだった。ハンサングン役のヤン・ミギョンさんも以前にインタビューの答えていたけど、ふだんの女優の顔は艶っぽい、とってもステキな女性だったよ。何しろみんなカツラをかぶった民族衣装だから、ドラマを見ているだけじゃ日常の様子はうかがい知れない。インタビューで見る日常の服装とか身のこなしは、とても現代的で美人揃いだ。

それに引き換え、監督の見た目の悪さよ。。。。もうちょっと自分らしさを出したり、きちんとした服装をしてほしかったな。良く覚えていないけど、とってもジジムサイその辺のおじさんと言う感じで監督とは思えなかったよー。髪型のせいかな。(~_~;) この特集番組の最後にNG集がサァーっと流されたが、みんな面白かった。現場では忙しくて大変だったろうが、その真剣さゆえに、NGシーンでは大笑いだ。

大人になってからのチャングム役の女優さんは、とっても美人のイ・ヨンエさん。色白で目が大きく、一度見たら誰の印象にも残るタイプだね。生の声もとても可愛いくて、インタビューにあまり答えたことがないというその人柄は、女優にしては地味な服装ということもあり、秘密めいて大物の女優の風格があった。大学では哲学専攻だってさ。インタビューに答えるその一言一言も、実に思慮深い言葉で、おそらくは用意した回答だと思うけどソツがなかった。

こうやって女優さん一人一人の日常の顔を知ると、日本とほとんど変わらないなと思う。そして韓国も貧富の差が激しいのは周知の事実。それゆえか、日本と同様に犯罪も少なくないのよね。ドラマを見ていてもわかるが李王朝の時代は儒教が主流で、親や目上の人を敬う姿が、私にはとてもすばらしく見える。もちろん上流階級だから、このような宗教思想が普及しているとも言えるけどね。下層階級では本当のところどうだったんだろうか。このような宗教思想が普及浸透していれば、貧しくとも心豊かな生活を送っていただろうね。

さて現在も進行中のチャングムの現編だけど、料理人から医女になり、再び宮中へ入って、かつての復讐を願っているところ。次第にチャングムの心は変化していくとは思うけど、ドラマとしては中だるみだねー。ご都合主義的に話が展開するし、医女の仕事よりお料理を作っているのを見るほうが、テレビ画面的に断然面白いよ。味がわからないのが残念だけどね。^_^; 権力の中に消えていったすばらしい人たちがいたこと、なにも韓国のこの時代に限ったことではなく日本でもよくある話。いずれ勧善懲悪の結末になるのを見届けたいというマンネリで最近はみている。