4日目 歩行距離14K
マリンランドひらばえ→鳥越ずい道258m(歩道トンネルあり)
→ふれあい広場(公衆トイレあり)
→嵐坂隧道307m(歩道トンネルあり)→嵐坂ポケットパーク(公衆トイレあり)
→カフェ鴨田遍路休憩所19号→ファミマ津島岩松インター店
→ダイレックス(夕朝食分購入)
→ビジネスホテルアイリン
↓写真3枚 ふれあい広場 横になれる休憩所もあって素晴らしい!
嵐坂ポケットパークとは、公共の施設でとてもきれいに整備されていた。
洋式トイレもある小さめの休憩所である。紅葉がきれいだった。
カフェ鴨田遍路休憩所19号は飲食業ではなかった。
以前はカフェだったのかも。
自販機あり、簡易トイレありの個人宅の庭先にある休憩所だった。
乾パンか煎餅のようなものが売られていたが買うほどのものもなくスルー。
簡易トイレ借りたので100円志納しようとおばさんに渡したが返された。
ありがとうございます。
ここからすぐのところに焼肉屋さんがあるのね。
そこにお遍路さんも行くのかもしれない。
歩行距離15キロほどでは早く着き過ぎる。
時速3.5キロくらいでゆっくり歩く方が足にマメが出来なくていいが
距離が長くて時間がかかればかかるほど、荷物の重さは身体に堪える。
YショップJAえひめ南嵐店を通過し、56号を登り道に入った。
「嵐」という地名の看板を通過した辺りでメガネを落としたことに気づいた。
100-200メートルも戻り、ストックで歩道の周りの草叢をまさぐった。
が、見つけられず。
まだ3日目なのに。
メガネがないと1-2メートル離れた場所の字が読めない。
そうとう不自由するが仕方ないとあきらめた。
もともと諦観の旅なのだ。
神様仏様も私に諦めろということでしょ。
↓下写真3枚 嵐坂ポケットパーク
↑写真 嵐坂隧道。横には歩行者専用トンネル、風の通り道がある。
4日目宿のビジネスホテルアイリンさんは、換気が行き届き清潔できちんとしたビジネスホテルだった。1時半に着いちゃったがチェックインさせてくれたし、歩き遍路500円引きで4500円だった。超おススメ!
↓写真2枚 ビジネスホテルアイリン
5日目 歩行距離12K
ビジネスホテルアイリン→遍路小屋てん屋→遍路小屋わん屋
→清掃組合裏の遍路小屋(新しく綺麗で水道あり)→シンツ砕石場
→祝森SS SOLATOローソン宇和島祝森店→スシロー宇和島店
→ 宇和島城観光→スーパーFUJI(夕朝食購入)→宇和島ターミナルホテル
↑写真 松尾トンネル左の遍路小屋てん屋 ここで山歩き用の装備を整える。
脛にレッグカバーを取り付け、蚊よけスプレーを体に吹き付けた。
↑写真 てん屋~わん屋~砕石場までの道は悪路だった。装備をしっかりして正解だったね。
↓下写真3枚 わん屋
↓写真2枚 清掃組合の裏の遍路小屋(水道あり)
↓下写真 砕石場に取り付けてある看板。砂や石の山の向こう側に設置してあるので分からなかったよ。これを見つけるまではこの道を通っていいのかさえ分からず右往左往した。もっと手前にあるといいのに。
↑写真 宇和島だってことがマンホールの蓋で分かった。闘牛だよね。
前回は宇和島城に行けなかったので、今回は観光時間をとっておいた。
下からは天守がちょっぴりしか見えないので
「きっと山登りキツイんだろうな~」と、ヘコンでいた。
銅像のある上り立ち門から入ったが、その直前には地元の方から飴ちゃんをいただく。
お接待ありがとうございます。
城山は樹木がうっそうとして涼しくて良かった。
天守からの周囲の景色も良かったわ。
ただ、郷土館まで入る気はせずごめんなさいした。
↑写真 宇和島城から海を臨む。
宇和島鉄道(JR予土線)は日本一の赤字路線であると
この後、出会った地元の人に聞いたわ。
そうだったの?感謝に堪えません。
お遍路さんのためにありがとねん。
この後、FUJIスーパーに寄って夕朝食を購入した。
このFUJIスーパーでまたも事件勃発。
私は店の外壁部分にあったベンチにストックとザックを置いて店内で買い物。
その後、駅前の宇和島ターミナルホテルにチェックインした。
ホテルフロントのお姉さまが塚ジェンヌのようにかっこ良かった。
「背は高いし色は白いショートカットが素敵!宝塚みたいじゃないの」
と、私はほめたたえた。
彼女はチェックインもテキパキとこなしてくれて足の痛さもしばし忘れた。
朝になって、今日は予土線利用で宇和島駅から伊予宮野下駅まで行き、そこから歩く予定なので
ストックは折りたたんでザックに取り付けよう、とした。
・・・・と思ったらストックがどこにもないの。
あれ~~、フロントにおいて来ちゃったかな?と降りて確認するも無し。
じゃフロントの人が預かってくれているだろうと勝手に思い込み。
6時半になってからフロントに出向いて確認すると
「ストックは無かったですが。。。」
があ~~~ん!
頭の中が真っ白に。
自分で思い出そうと必死だったが頭が切り替えられない。
部屋に戻って落ち着いて考えてみると、スーパーのベンチでストックを置いた。
はて、買い物終わってからザックは背負ったがストックをとっただろうか???
思い出せない。
6万もするメガネは諦めたが、2-3万でもストックは諦めきれない。
あれがないと山が登れない。
FUJIスーパーに確認に行ってみよ。
ホテルを早めに出て駅近くのスーパーにもう一度立ち寄る。
あ・り・ま・し・た!
私が立てかけておいたままに寂しげに残っていたわ。
ありがとう、だれもとらずに放置しておいてくれて。
これで忘れ物として回収されていたら開店前の早朝に寄っても戻らなかった。
忘れ物を見つけた時はそのまま放置しておいたほうが良いっていうのは本当よ。
貴重品でない限りね。
忘れた人は思い出して戻ってくるんだから。
こんな感じで、今回は今まで以上のドタバタお遍路だった。
66という年齢をあらためて実感させられた。