住基ネットとe-Tax

前年の医療費控除を受けるため、年調後に初めて確定申告することになった。確定申告はネットからオンラインでできるe-Taxで申告したい。いちいち市役所や税務署に出向かなくていいし、夫の退職後は確定申告しなければならないだろうからから、事前準備、練習として所得税の還付請求をやってみようと思った。が、最初というのはなんでも大変なものだ。


まず市役所で住基ネットICカード(10年間有効)を取得、そのカードの中に3年間有効の電子証明書も添付してもらい、対応するカードリーダライタを家電量販店で購入。その後、国税庁のe-Taxページから「e-Taxを利用するための事前準備ソフトウェア」をダウンロードしインストール。はたまた、ブラウザのポップアップブロック解除とActiveXを有効化、などなどいろいろな作業を経てやっと申告書作成へとこぎつけた。

電子申告書では、源泉徴収票と医療費の領収書を見て金額を打ち込み、最後に暗証番号などを入力して国税庁へ電子申告書の送信となる。この間、e-Tax上で暗証番号や利用者識別番号などが登録され通知されるので、それらの印刷や保存もあり、思ったよりはめんどくさかったなー。だけど、ex-Tax申告では領収書添付の必要がない。その分、支払先(住所と名前)やその金額の内容などを1件ずつ打ち込まなければいけないのは、タイピングに慣れていない方にはしんどいかも。でも領収書の日付が入力必要なかったのは結構びっくりしたね。(☆_★)

しかし、一回やってみれば次からは似たようなもんだろうし、分からないことは質問すればいい。さてー、所得税還付を受ける際の大前提である「医療費控除の対象となる金額」の計算方法だが、平成20年分も続けてやってみようと思って初めて知った。・・・・10万円の控除額があるんだね。< `~´>

医療費控除の対象となる金額=実際に支払った医療費の合計額-補てん金など-10万円

ということで、10万円以上の医療費がかかっていないと還付金額は0円だ。ついでにやってみようと思った前々年の医療費は数万円で、10万円に満たないため還付金はなし。領収書は一部しかとっておかなかったので残念。また、e-Tax申告が初回の場合、5000円の控除が受けられ、その金額が還付金に加算される。そしてe-Taxでの申告書送付から3週間後に、めでたく還付金振込通知書が届いた。