寒さにめげず下向きにひっそり咲いているのがいい。
写真を撮るのは大変だが。
花は密集して咲いているので、株姿は悪くない。それが、花の端から端まで30センチも幅がないというのに、全部にピントを合わせるのは大変だった。接写で花を撮ることが多い私にはこれが課題だ。
被写体との距離は40センチくらいで最短撮影距離に近い。
上の写真:24-70mmズームの望遠側(今回は56mm)で撮ると被写界深度は浅くなり、全部の花にピントが合いにくかった。そこで絞ってf14まで行ってやっとか。手前から奥まで15センチほどの距離なのにあまりすっきりしない。
下の写真:広角側24mmだと望遠側より被写界深度は深く10センチほどの間に3個の花が集まっているので、その全部にピントを合わせたかったのだが。一番手前の花にピントを合わせて、f8まで行ってやっと合ってきた。このf11ならば、誰が見ても3個の花にピントが合っていると納得してくれるんじゃないか。それにしても奥の背景までしゃっきりしすぎ。
もっと被写体から離れれば少しは楽にピント合わせできたかもしれないが、余計なものが入ってしまっていつもの記録写真だな。いずれも全部の花にピント合わせるのは失敗の巻。それならばいっそのこと、主役の花以外は全部ぼかした方が良かった。いつものマクロ撮影と同じだわ。