十和田・奥入瀬・八幡平 秘湯めぐり

久しぶりの更新です。金曜日から日曜まで三日間でしたが東北に行ってきました。盛岡まで新幹線往復だったが、往路は09時16分はやて11号、復路は18時40分はやて30号、3日目の東京着は21時08分とこの三日間はフルに観光三昧だった。さすがに疲労困憊。昨日はメールチェックや片付けに明け暮れ、その後、肩がこって仕方ない。

一日目は八幡平アスピーテラインを通り紅葉見物。素晴らしい眺めだった。よく考えると、私は紅葉狩りなんて行ったことが無かったわと姉にも言ったほど、こんな景色は見たことがない。燃えるようなという形容には及ばない終わりかけの紅葉ではあったが、錦秋の山々に私はとても感激した。

それにブナの林というのも初めて見た。八幡平のブナ林は白神山地の原生林と違い、二次林と言って一度伐採された後にまた生長してきた若いブナ林だそう。それでも幹は直径10-20センチ前後とちょうど良い太さ、その幹の色は灰色で細かい枝先が青い空に伸び、私の大好きな光景を堪能できた。

ケヤキも同じような感じだが、実家があった東京の多摩地区では青梅街道沿いに防風林として植えられていて、幹が太い(直径1メートル前後)ケヤキが固定概念としてある。こんなに大きくなるんじゃ、ちょっとした庭木には向かないと思うので敬遠しているが、あの防風林は数百年も経過しているのだろうか。

姉は、春は桜、秋は紅葉と年に数回は友達との旅行を楽しんでいるが、私は気まぐれな夫のお供で、たまに山や渓流に行ったりするぐらい。。。。 綺麗な花を追いかけるばかりではなく、今回は冬の到来を前にして燃え盛る紅葉にしみじみと感動を覚えた。最近の私は落葉樹に少しばかり興味がわいているのだ。ちょっとした雑木林を取り入れた庭が現在の夢。

一日目の宿は、なんとランプの宿だった。私は姉にまかせてあったので、ろくに行程表に目を通していなかったが、秘湯巡りということで電気のないランプの宿に泊まるということを、新幹線の中で聞いた。老眼も入ってきたせいか、このごろ薄暗いところではイライラする。 ・・・ので、ちょっぴり不便さを感じながらも、温泉はとっても良かった。だって4種類のお風呂が24時間入れるんだもん。風呂好きの私としては言うことなし。

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ランプの宿の場所は青荷温泉と言って、このランプの宿一軒しかないが湯冶場でもある。お風呂は比較的新しかったので、建て替えられたばかりかもしれない。部屋もお風呂もトイレも、とにかくランプだけ。でもお土産を売っている売店は電球がいくつかあった。

食事は見ての通り、キノコや山菜ばっかし。たまにはいいよね。
宴たけなわのころ、津軽三味線が登場。これもはじめての経験で感動したね。
意外と音は大きくないものなのね。
チェックインはちょうど日暮れ時で薄暗かったので、翌朝にランプの宿の外観を撮影。
そばには渓流が流れ、奥にはキャンプ場も。
山野草の名前のついた札が立っており、「盗るな」の文字も。
ここにはエンレイソウ、クルマユリ、クルマバソウ、コミヤマカタバミの札があった。