富浦・保田

日曜は曇りがちだったが、気温が高く、もうすぐそこに、春を感じさせた。熱を出したため、当初目当ての日より、1週間遅くなってしまったが、鋸南町江月の水仙ロードへ行った。2年前にも行ったが新聞で読んでまた行ってみようということに。

江月の前には大房岬(だいぶさみさき)自然公園というところに寄り、そこから下の海岸まで降りてみた。浦賀水道をはさんで対岸には三浦半島が見え、釣り人が多くいた。下へ降りる山道には大きな岩がごろごろし、その一個に、なんとという一文字が彫られていた。いつごろ、誰が彫ったのか?不思議だね。


左はお昼に寄ったばんやという食事処。保田漁港直営で土日などは個人客でいつも大混雑。それに加えてどんどん観光バスも来る。予約の団体は別棟だからまぁいいが。そしてまだ入ったことはないが、ここには日帰り入浴のできる温泉もある。

写真は順番とりの名前を書く場所の入り口付近。そして会計も通路を挟んで反対側に。だから、あとどのくらい待つのか見に来た人と、順番取りの名前を書きにきた人と、会計を済ませて帰る人たちでごった返すのだ。システムを少し見直してもらいたいものだ。

お刺し身で食べたのはアジ、ハマチ、ブリ、ワラサ、キンキ、マグロ、タイ?などだったが、どれも新鮮でスーパーで買うよりずっとおいしかった。それに素人が切ったのか、ぶった切ったような厚さの刺し身もある。名物のかき揚げ丼(イカとネギ)も美味しかった。いつも、きんきの煮魚などを注文したいと私は思うが、魚がおっきいので今回も見送り。

そしてここは若いバイト生に交じって、漁協の人らしいおじさんたちも料理を運んでいるのがなんともいいわ~。どれも一品(一人前)の量が多いが、持ち帰り用の透明パックも置いてあるので注文しすぎても安心だよ。あーそれから、せっかくお料理の写真を撮ろうとカメラを持って行ったのに、撮るの忘れてパクパク行っちゃったわ。(^_^;) 

江月水仙ロードの水仙まつりは1週間前で、餅つきもあったようだ。すでに終わりに近付いている水仙の花たちだが、日蔭では一足遅れて開花するから北側斜面などが見ごろだった。また、菜の花もあって、年間を通してこれからもハナモモ、サクラ、、、などと観光客目当てに植栽されている。

江月水仙ロードでは、俳句や写真のコンテストなどもあるようで、ところどころに看板で掲示されていた。その中で柴犬の写っている水仙の写真が賞をとっていたので、私も真似てレディと撮ってみた。しかし、インパクトないねー。だって水仙がもう終わりだもん。(^_-)

また、淡い色のスミレが一輪きれいに咲いていたのでパチリ。下の看板の絵は手書きで、写真でははっきり分からないが水仙の花に陰影がつき、なかなか見事だったのでこれも記念にパチリ。良く見れば、下の方に落款も入っている。「ようこそ、水仙ロードへ」というような看板だった。

7-8分咲きのサクラの木が1本あって、なかなか濃い色でかわいい品種だった。このサクラは水仙ロードのここかしこに結構たくさん植えられていて、そのほとんどは蕾がまだ固かった。1本だけ良く咲いているのはここが陽だまりのようになる場所だからだろう。

それから一番下が土手(土留めの石垣)のところどころに植わっていたのだが、フェイジョアにそっくりな実がところどころについていた。石垣に沿うように(這うように)剪定されているのか、あるいは着生なのかツル性なのか、「李下に冠を正さず」で勘違いされても困るので触ってもみなかった。フトモモ科だと思うが、ちょっと調べても何なのか分からなかった。