暖をとる

寒い日が続いて、日中、猫たちはストーブの前に陣取ったり、ガラス越しの日向で昼寝したりしているが、私たち人間や犬に邪魔されることも多い。このとき、二階から降りてきたレオン君はストーブにあたり、しばらくしてから陣地をレディの懐に移動した。しかも徐々に移動し、レディ(犬)が目を覚まさないようにと慎重だった。

レディはレオンがそばにきたのが臭いで分かるのか、超緊張状態。あるいは、ストーブにあたっている時から気づいていたのかも。レディはいつも、レオンが自分の通り道にいるだけでもう動けなくなる。すごすごと引き返してくるのだ。時には、お父さんのそばに行きたくてもレオン君が道をふさいでいると「わんわんっ(-“-)」と吠えて、人間に助けを求めることもある。

レオンはレディが恐怖から我慢できずに動くまで、その懐で暖をとるのだった。(*^_^*)