武士道精神

今朝の産経新聞の産経抄では、ベストセラーの条件から、国家の品格、ひいては日本人の品性に言及していた。日ごろから私も心の底で思っていたことだった。でもばかな私は言葉や文章に出来ない。情けないな。。。

『究極の・・・実力主義社会はケダモノの社会』という、藤原正彦著【国家の品格】(新潮新書)からの引用には思わずうなづいた。この一言が全てを包含している。何の説明もいらないね。日本人の基盤である品性にも触れていて、その定義は伊集院静氏いわく『目の前にあるものを取りにいかないこと』だとか。こういった精神性基盤は、福沢諭吉の『やせ我慢の精神』につながる武士道のひとつだと書かれている。ここでもまた大いにうなづいた。忘れたくないこの武士道精神。今の若い人にわかるかな。一年の初めに良い記事に出会った。