八千代のロードレースは散々な結果だった。
これで最後にするつもりだったのでもっと早くゴールできれば良かったのだけれど。。。
10キロで89分って遅すぎるわ。
ジョギングで終わってしまったなー、私の人生最後のマラソンが。
いや、普通の人なら歩いてももう少し早いか。
90分はなんとか切りたいという意地で、膝が痛くても走り続けた。
16日に帰ってきたお遍路から半月ほどでこの10キロレース。
来年以降もモチベが続きそうになかったから最後のレースのつもりでエントリしていた。
お遍路の時から、いや、最近のトレーニングの時から左ひざには違和感があった。
がに股傾向にあったので内転筋を意識するつもりでへんな風に足を出していたか。
まぁとにかく、レース直後に止まったらもう一歩も歩けなくなった。
左足を地面に着くことが出来ないのだ。
かかとでもつま先でも。
しばらくロックアイスの氷で冷やした後、左足を少しひきずる感じで更衣室まで戻った。
足を持ち上げるのも股を開くのも困難で、冷や汗流しながらやっとの思いで着替えを済ませた。
でもさ、恒例の参加者に配られる豚汁はごちそうになった食いしん坊よ。
最寄り駅までは倒れそうになりながらゆっくり歩いて、もう、、、タクシーよ。
駅から電話でタクシーをお願いし自宅まで3,100円也(迎車400円含む)。
今回もおしゃべり好きの運転手さんだったわ。
最初から「気をつけゆっくり乗ってください」と言われた。
「マラソンでもう歩けなくて」と私は弁解した。
白髪のおばあさんには誰もがやさしい。
よろけるようにして家に入った後、もう痛みで気力もなく洗濯もしないでコタツで寝た。
夕飯は夫が作ってくれた酒かす入りの味噌汁。
左足をどう動かしたって息が止まるほどのひどい痛みがひざに走る。
こんなことは一度もなかったわ。
我慢したってしょうがないので翌日には整形外科に。
以前のおじいちゃん先生から息子の若先生に変わり、受付システムも近代的になっていた。
私がビッコを引いて入ると白髪の婆さんにみんな優しかった。
だいぶ待って診察受け、電子カルテなので若先生にも私の初期からの症状を認識していただけた。
両足の膝のレントゲン撮って「変形してますね」ってことで
飲み薬とモーラスのパップ剤出してくれた。
このロキソニン60㎎の効果だろうか、痛みは翌日だいぶ楽に(足が着けるほど)なった。
若先生は「昨日はどこのレースだったの?」と丁寧に話を聞いてくれ
私が普段からジムでトレーニングしているというと、
「筋肉があるから今までは痛みは無かったようだけど変形はしている」と。
「少し安静にして徐々にまた足のトレーニングを開始して、走るのも徐々に」と、筋トレのパンフもくださった。
先生もお子さんと一緒に佐倉のマラソンに出るとか、、、マラソンの事を理解してもらえたことはうれしかった。
痛みがひどかった昨日の夜の憂鬱さといったら無かったが、ドクターにこの痛み苦しみを理解してもらえて薬を出していただいたことで、その憂鬱さも軽くなった。