朝顔の系統保存の歴史(くらしの植物苑観察会)

朝顔の系統保存の歴史(くらしの植物苑観察会)

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上:Ipomoea muricata (ハリアサガオ)

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上:Ipomoea obuscura (ヒメノアサガオ)

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上:Ipomoea (黄花イポメア) 学名の種小名はなかった。
サントリーが最近、黄色の朝顔を作ったのは以前に日経に出ていたので知っていたが、黄色の朝顔はこれがあるじゃないか?と思っていたが、これはかぼちゃのなんとかと同じだとか。サントリーのは金魚草の色素を入れた、と仁田坂先生はおっしゃっていた。以下はサントリーのページから

一般に黄色い花には、カロテノイドやオーロンといった黄色の色素が含まれていますが、これらを大量に含んだアサガオはありません。
 今回研究グループは、キンギョソウの花が黄色の色素を生成する仕組みに着目し、幻の「黄色いアサガオ」の実現に取り組みました。

【研究の成果】
 黄色い花を咲かせるキンギョソウでは、カルコンというクリーム色の色素から、カルコン配糖化酵素遺伝子とオーロン合成遺伝子の2つの遺伝子の働きによって黄色の色素オーロンを合成していることがわかっています。そこで、キンギョソウ由来のこれらの2つの遺伝子をアサガオに導入しました。実験には、クリーム色の色素カルコンを生成するアサガオ「54Y系統」を使用しました。この系統の花は、花弁がきれいに開かずに縮みやすいという特徴があります。
 実験の結果、キンギョソウと同様、黄色の色素オーロンがアサガオの花弁中で合成され、黄色いアサガオが開花しました。また、「54Y系統」でみられた花弁の縮みが改善し、きれいに開花するようになりました。

 
 

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上:Ipomoea hederifolia var. lutea (黄花ルコウソウ)
マルバルコウソウの黄色バージョンかと思ったが種小名は違った。これも黄色の朝顔じゃないか?と思ったが、これは朝顔とは全然違う、と先生はおっしゃってた。何が違うのかは説明なし。それこそ、系統というものが違うのか。先生は圧倒的に早口で途中で突っ込むすきを与えない。猛暑だったせいもあるし、限られた時間内であれこれ説明しなきゃいけない、最後には質問も受け付ける時間だって必要。タイムテーブルが詰まっている。

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そういえば、途中先生が気になることをおっしゃっていた。「マルバアサガオなど、外国の朝顔は早くにしぼんでしまうが、日本の朝顔はけっこう遅くまで咲いていますよ。」と。「えっ???」って感じ。日本の朝顔ということはイポメア・ニルのことかな?私は以前に日本の朝顔・・・といっても変化咲きと大輪を数種、それに曜白を育てたことがあるが、確か9時ごろにはしぼんでしまったという記憶がある。