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2005年7月4日 投稿者: seedsman

Agapanthus の分類①

Agapanthus の分類①
2005年7月4日 投稿者: seedsman

アガパンサスの種小名が分からなくていままでずっと困っていたが、植物ワンダーランドさんの夏に元気なアガパンサスというページで、原種分類の基準が記述されていた。抜粋して引用させていただきました。しかし、アガパンサスには原種のほかに種間交配種 Agapanthus x hybridus がかなりあり、見た目で同定するのは困難ではある。

大きく分類するとアガパンサスの原種は2つのグループに分けられる。

    Sect. Lilacinipollini (リラキニポリニ節)

  • 花粉が紫色のグループで落葉性

      Agapanthus campanulatus

      Agapanthus caulescens

      Agapanthus coddii
  • Sect. Ochraceipollini (オクラケイポリニ節)

  • 花粉が黄色のグループで落葉性

      Agapanthus inapertus
  • 花粉が黄色のグループで常緑性

      Agapanthus africanus

      Agapanthus praecox (A. orientalis)

また磯きりんのガーデニング道楽さんのページでは、以下のように分類している。

アフリカヌス Agapanthus africanus 南アフリカのケープ地方原産の常緑多年草。この仲間はやや寒さに弱く、関東以北では霜よけが必要。草丈50~90cm。葉は革質で長さ40cm以上ある。花は30輪ほどの大きな散形花序に咲き、明るい青紫。種名はもちろん「アフリカ産の」

カンパニュラトゥス Agapanthus campanulatus 南アフリカの比較的涼しい地方に産する宿根草。草丈50cmくらいで寒さに強い。根本からたくさんの花茎を出し、花径3cmくらいのたくさんの空色の花を開く。種名は「釣り鐘のような」。白花種のタネも売られている。

ミノール Agapanthus minor 草丈20~30cmで、「小さな」という種名の通り、アガパンサスの中では一番小さい。花は晩春から9月ころまで咲き続け、3cmほどの白花を次々と咲かせる。

プラエコックス Agapanthus praecox 以前はA. orientalisと呼ばれていたが、南アフリカ東南部の原産で、東洋とは関係がないので、現在では「早咲きの」という意味の種名が与えられている。非常に変化の多い草花で、様々な亜種がある。通常は草丈1.5㍍くらい。葉はひも状で、長さ70cm、幅5cmにもなる。花序は大きく、直径30cm以上になることもある。花色は空色の他、藤色や濃い青紫、白花のものがあり、また八重咲きのものもある。さらに草丈50cmくらいの矮性のものや、斑入り葉のものなど変化が多い。

交配種 Agapanthus ×hybridus アガパンサスには種間交配種がかなりあり、タネとして売られているものにもある。

agapanths_Shihoden050723.jpg

agapanthus_Boar050702.jpg

これらの記述から我が家のアガパンサスの系統を推理してみた。’紫宝殿’(写真上)は、常緑で花茎は150センチ位、葉は長さ70センチ幅6センチ位、花序は直径25センチ位になるので Agapanthus praecox の血が入っているのは確実だが、原種の選抜品種か園芸交配種かというところまでははっきりしない。花粉が黄色かどうか今年もう一度良く観察してみようと思うが、写真を見直してみても紫だと思うので、交配種かあるいは亜種なのかもしれない。

また、2年ほど前にBoarさんからいただいたもう一つのアガパンサス(写真下)は、落葉性で花茎は50センチほど、葉の長さ30センチ幅1センチ位で革質ではなく、花序は径15センチ弱なので Agapanthus campanulatus の血が入っているのかも。これも原種か交配種かは分からない。

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