M:i:Ⅲ

M:i:Ⅲ・・・久々に面白ろかったわ。おなじみの音楽に、絶対不可能なミッション。ネタばらしになるので詳しく書かないが、この間観たダヴィンチコードより断然良かったわ。主演のトム・クルーズは、ゴシップニュースで流れた映像ではぷっくりしていたのに、映画の中では顔はほっそりとし、ボディは鍛え上げたマッチョに元通り。さすがハリウッドスターよ。

思えば、トップガンのときは一目で悩殺されるほどの清潔感+初々しさだったが、最近は女性問題のゴシップばかりで辟易だった。でも、こんどの映画の中でも流す涙は、超一流の役者魂を見せ付けたね~。このワンカットを撮るだけでも、相当な感情移入があったんだろうね。

最近観た日本のテレビドラマでは、ヤマ場で人気の俳優や女優さんの号泣シーンでも、肝心な涙が出てなくてしらけてしまったことが何度かある。だから、フィクションとは分かっていても感動させられちゃってさ。それに、背は低いけど二枚目だし。(^^ゞ

あー、そういえば、何のドラマだか覚えていないが、音無美紀子さんの涙はすごかったなぁ~。息子を思って泣くシーンだったが、本当に感情移入されていて虚構の涙には思えなかった。さすが一流の女優さんは違うなーと感心したものだった。同じように M:i:Ⅲ ではトム・クルーズの涙にも、そしてほとんどがスタントマンだろうけど、すごいアクションシーンの連続にも感動したわ。お金払っても惜しくないと思う瞬間だね。

言っておきますが、ワイヤーで自分の体をつるされるのって、体を締めている部分は相当痛いはずなのよ。私は防災訓練でたった3メートルほどの高さの台から、自分の体を吊り下げて地面まで降りる体験をしたことがあるが、あの時は、ワイヤーと自分の体を結ぶバンドのようなものが脇の下にくい込み、数秒間だというのに、翌日以降もアザになって痛かったことを覚えている。

そのバンドは太く、包帯のようなものでぐるぐるに巻かれ、十分にふっくらしていて体を痛めたりしないようになっているはずなのに、だ。それにスピードをつけて降りたわけでもない。数十キロの自分の体重を10秒かそこら支えただけであんなに痛いんだから、スタントマンのやってることは想像を絶するわ。