山野草植替え

ここ数日、毎日植替え作業が続く。今日はいよいよ山野草のポットをあけてみた。もらい物のイワザクラやテシオコザクラは消滅していた。あ~悲しい。その代わり同じくもらい物で洋物の、プリムラ・アリオニー‘アップルブロッサム’は元気だった。これ、いただいたの2回目なんで私も必死よぉ。(^^ゞ そして寄る年波でか、夏は蚊に刺されるのが嫌なのと暑いのとで外に出るのがおっくう。よって今年は水やりもおざなりになっていた。それがかえって良かったのかも。寒冷紗もしていたしね。しかし日本産が負けて外国産が勝ったようなものだから、ちょっとくやしいっす。

アネモネ・ブランダ******これは今年開花しなかった。球根は少し腐っている部分があったが、そこを取り除いて新しい用土で植え替えた。あ、消毒するの忘れた。あとでベンレートでもかけておこう。

Trillium ovatum(エンレイソウ)******2004年8月播種で2005年3月発芽したのだが、夏前から葉っぱがなくなり、私はひそかに焦っていた~~。(~_~;) せっかく発芽したのにさ、やっぱり山野草は難しいよぉ。自分には向かないんだ、と。でも土の下で眠っていたんだー。あぁ良かった。でもね、やっぱ植替えできない。怖くてね~。もっと色々な本を読んでみよ。調べたところ、『タネから楽しむ山野草』という本では、実生苗は発芽後三年目で葉が3枚になった秋に植替えする、となっていたので今年は植え替えないことにする。

Epilobium angustifolium(ヤナギラン)******採り蒔きで発芽率は良かったものの、すぐに植え替えなかったからかわからないが、どんどん芽が消滅し、挙句に全滅。その後もう一回蒔いたもので、たった1芽が生き残って現在に至る。ひこばえというのか、根元から小さい芽も出ていて多分これなら大丈夫だろう。ポットからあけると、根はたくさん出ていて安心。赤玉中心で植え替えた。

Primula jesoana(オオサクラソウ)******これも既出のエンレイソウと同じで、motoさん由来のタネから。発芽率良く、夏前までは順調に育っていたが、夏を越したあとにみれば、地上部が残っていない。ポットをあけると、根はしっかりしていたし、中心部には丸っこい芽が3つも付いていた。この芽は葉芽なのか、花芽なのかよくわからない。だって、サクラソウの芽ってこんなに丸くないもん。あ~、写真撮っておくんだった。(≧∇≦) 『PRIMULA』という洋書によると、分類はカッコソウと同じくゲラニオイデス節になっており、『タネから楽しむ山野草』によれば、シコクカッコソウの植替え時期は芽出し前2月か芽出し後5月となっているので、来年2月に植え替えようと思う。

Jeffersonia dubia(タツタソウ)******このタネ蒔きは、なんと2年以上前の2003年6月となっている。SHIGAさん由来のタネで発芽率は良かった。でもすぐに地上部がなくなるので、夏には『やっぱりだめかぁ』と、例年がっかりしていた。しかし植替えの時期になってポットをあけると、生きているのが分かって喜ぶ。そしてまた春に出芽を迎えてさらに喜び倍増。だけど、1年に1枚ずつしか葉っぱが増えないの。^_^; これじゃ、咲くのはまだまだ先だろう。それまで大事に大事に栽培しますよ。この写真が今日植替えの時のタツタソウ。赤丸で囲んであるところが芽。

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