いったいどれかナ。。。。

DSCN4634.jpgDSCN4631.jpg

上左はいただき物のタネから Thunbergia erecta(ツンベルギア・エレクタ=木立ヤハズカズラ)。昨年が初開花だったけど、室内越冬でまた今年も蕾が。(*^_^*) 一緒に2-3株を寄せ植えしていたけど1芽はすぐにダメになり、越冬中には小さいほうの株もダメになった。現在最後の1株。今日見たら、2つも花芽を付けていた。この濃い花色も開花する頃には薄くなって、開花した花は淡いラベンダー色となる。でも、葉っぱは1センチほどと小さくて、鉢植えでこぢんまり育てられる花だね。花数も少ないので今年はもう少し肥料をあげよう。

上右もいただき物のタネからセンニンソウ。けっこう虫がつくね~。(ーー;) 新芽や花芽は、ほとんど食べられた痕があるよー。4枚の十字型に開く花弁にみえるものは顎片だそうで、毒草なんだってさ。(@_@;) それを食べる虫がいるんだから大したもんだね。 ボタンヅルに似ているけど、葉の形が違ってセンニンソウは羽状複葉、ボタンヅルは3出複葉だって。花の大きさもセンニンソウの方が大きいってよ。

DSCN4627.jpgDSCN4632.jpg

上左は Lycoris squamigera(ナツズイセン)。大型の球根植物で、一つの花は長さ8センチ以上はあるかな。ピンクに少し青みがかかって何ともいえない花色。草ぼーぼーの花壇で、忘れた頃に花茎を伸ばして咲いてくれるよ。小山氏からいただいたお気に入りの球根。これとLycoris albiflora は今後は増やして、山草会などで配布しようと思う。何しろ丈夫で、地植えでも毎年咲いてくれるからね。(*^^)v

上右は Lathyrus sylvestris だと思う。イメージ検索するとそっくりなのが出るが、巻きひげが分岐して、小葉は2枚で脈が3本。豆果は無毛であることが決め手となった。ヨーロッパに分布する。実はこれ、購入したタネは Lathyrus palustris だったのね。開花したら、どうもカタログのタネと違うので色々調べたんだわ。何しろ8年も前にイギリスから購入。3-4年後にやっと開花し、その後カタログを見直しておかしいと分かるのにもう1-2年。だからクレームしそこなっちゃった代物。でも地植えしたら伸び伸び育って、たくさん花をつけてる。

今日は宿根スイートピーで再検索してみると、これとそっくりな Lathyrus latifolius というのがヒット。いつも参考にさせていただいている岡山理科大学植物生態研究室(波田研)のホームページでは、

宿根スイートピーは地中海シチリア島原産で6-8月の夏咲き、スイートピーと呼ばれるように甘い香りがある。茎や葉柄には翼がある。

と書いてあった。だが我が家のラシルスには、いくら嗅いでも匂いは全く無かった。先に書いた巻きひげが分岐して、小葉は2枚で脈が3本。豆果は無毛である、というのは図書館の図鑑で調べた引用だが、我が家のは豆果が無毛であることは確かなので、ラティフォリウス種はどうなのか実物で確認したい。どなたかラティフォリウス種をお持ちの方、豆果の情報をお願いいたします。m(__)m

うーん、しかしぃ、UKのあるサイトでは、このラティフォリウス種に香りが不足しているにもかかわらず、RHSはAGMを与えたとあるじゃないよー。それに、Lathyrus palustris を検索すると似たような画像もいくつか。。。こりゃ余計にわかんなくなっちゃった。(-_-;)