ちぎりパンとタルトタタンと肉野菜ロースト

今日の焚き火調理はちぎりパンタルトタタンチキンレッグとスペアリブと野菜のロースト、の3つのメニュー。

欲張ったわ。

ダッチオーブンの初下ろしは、いきなり肉や魚の生臭物をやりたくなかった。

まずはケーキかパン、またはご飯で下ろしたかった。

せっかくなのでちぎりパンと、そろそろ終わりのリンゴを使ったタルトタタンやっちゃえ。

Youtubeで良く出てくるちぎりパン、こと白パン? 堅くなったらどうしよう膨らまなかったらどうしようと心配だった。

この前、スキレットで作ったピザは膨らまなくて堅かった。何度でもリベンジせねば、ダッチオーブンを買った意味がないと自分を鼓舞。

スノーピークの26インチ和鉄ダッチオーブンは届いてすぐ、デカ過ぎと後悔した。でもワンサイズ下じゃ小さそうだし。

ちぎりパンの分量は、強力粉300g、牛乳210 g、砂糖20g、塩3g、イースト5g、バター20g、ぐらいだったかな?

牛乳を電子レンジで温めてそれにイーストを混ぜておき、粉の方に加えた。するとこねている時からパン種は温かく、以前とは明らかに違う。16分ぐらいこねた。

一次発酵の前に生地の温度や室温が低くてもうまく一次発酵しないと、あるサイトに書かれてたので、それが大変参考になった。ありがとうございます。

今回はアバウトの気温じゃなくてオーブンレンジの発酵機能を使った。

ちゃんと膨らんだわ。
機械サイコー。

タルトタタンは8分割したリンゴをバターとグラニュー糖で炒め、30分ぐらい煮た。和鉄ダッチオーブンのセットになっているスキレットを使用。

リンゴの上からホットケーキミックス一袋の緩めに作った生地を回し掛け、もう一度、今度は一袋分の生地を堅めに作って丸くのしたのを置き、リッドと言うオーブン蓋をして15分ほど焼いた。

タルト生地まで作ってる余裕ないもんね。

でも結果、緩めでも堅めでも違いはなかった。生地は一体化してホットケーキと同じだった。

その後、上火だけにするため、焚き火からはずしてレンガの上にスキレットを置いた。で、そのまま15分放置。合計30分。30分は長すぎた。

ちぎりパンと同じで、下弱火、上強火。・・・のつもりだったが、下火が強すぎた。

上火はすぐに完全に外せるが、下火は一旦熱くなると急激に温度を下げることが出来ないから。

他の事に気をとられてうっかり忘れてた。ちゃんと集中して見てないとダメ。

タルトの下になるはずの表面は、焼き色からみてちょうど良かったけど。

早くひっくり返してリンゴの焼け具合を見てみたい。

誘惑に駆られてすぐにひっくり返してしまった。

その時、、、リンゴがスキレットから外れなかった。

ああアーー、冷めてからじゃなきゃいけなかったんだ。ガラスコーティングしたようなリンゴのキャラメリゼを見たかったのに。

その前にも後にも写真を撮るのも忘れていた。
火が強かった事と、早くひっくり返してリンゴが外せなかった事で慌てていた。

後でスキレットの焦げ(リンゴのこびりつき)を取るのが大変だった。相当頑張ったけど焦げは取りきれないでデコボコが残った。

焚き火調理は火加減が命。洗い物は後にすべきだった。調理中は決して火から目を離してはいけない。

集中していれば音や湯気、匂いなどで蓋を取らなくても鍋の中の様子が分かるようになる。

肉と野菜のローストも初めてにしては大成功。

チキンレッグは前夜からマジックソルトで下味漬け。皮パリパリでこんがり、中ジューシーの純輝鶏は美味。

スペアリブは少し焦げすぎたが、中はジューシーで前夜からの下味も効いていて、アメリカ産だけど美味しかった。下味は酒、醤油、味醂、三温糖、塩、胡椒、ニンニク、ハッサク等。

野菜には下味も漬けず、直前に切っただけ。食べる時にマジックソルトをかけた。水分も保たれ甘味があってどれも美味しかった。