アガパンツス

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Agapanthus ‘Shihoden’
アガパンツス‘紫宝殿’

去年株分けしたせいか、ことしは花茎が7本しかない。
だが15年ほど栽培していて、今までで一番花冠が大きくなったようにも思う。
このブルーの花のあつまりはメジャーで測ると直径30cm以上もあった。
一つの花を測ると花径5cm以上。
背丈は現在、私の目の高さで150cm以上ある。
葉長は60cm以上。葉幅は5-6cmで皮質の葉。

それに濃いブルーのアガパンツスってあまり見かけないがどうだろう。
遠くから見ると暗い青なので曇りや雨の日ははっきりしないが、
晴れの日に見るとすごい存在感がある。

残念ながらここのところ雨続き。
でも蜂やその仲間の虫はよく来ている。
またタネをたくさんつけるだろう。
でもほとんど売れないのよね、このタネは。
蒔くとちゃんと発芽するんですよー。

採り蒔きの方がすぐに発芽すると思うけど、1年以上経過した古いタネも発芽した。
タネからの栽培は根気がいるが、その分楽しみも多いというもの。

タネ蒔き方法
発芽適温:15-20度で1-3ヶ月かかる。
(よって夏から秋蒔き、発芽苗は冬期保護)
覆土:軽くタネが隠れる程度。
タネには翼が着いているがそのままでも大丈夫。
まき床をポリバッグなどに入れて湿度を保つのも発芽に有効。

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Agapanthus ‘Shihoden’
アガパンツス‘紫宝殿’ ’05年産自家採取 播種:07.02.06
発芽しかかる(発根):07.04.26(2芽) 再び播種:07.05.末 発芽しかかる:07.06.05(3芽)
発芽:07.06.28(3芽)

下の写真は2003年9月末に蒔いて1ヶ月ほどで発芽したもので翌年7月の様子。
http://seedsman.jp/blog/jpg/2007/07/agapanthus-thumb.jpg