アメリカノリノキ

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Hydrangea arborescens ‘Annabelle’
ヒドランゲア アルボレスケンス ’アナベル’ (アメリカノリノキ/セイヨウアジサイ)

アップでも、遠くからでも見栄えのするアナベル。
アメリカノリノキという和名だそう。
くらちゃんからもらった小さな苗も、1メートル以上の大株になり
花をたくさんつけるようになった。挿し木もずいぶんした。

日当たりから半日陰気味でもよく生育し、アジサイの中ではやや遅咲きとか。
淡いグリーンから白へと花色が変わるのが飽きのこない魅力。
暑さ寒さに強いが、梅雨の晴れ間の強光下では柔らかい今年の新枝が
花の重さでぐにゃりと曲がる。しかし、半日蔭になるとまた元に。
春から伸びる新芽に花芽がつくので、
秋から冬にかけて剪定しても花芽を落とすということがない。
だから、春から伸びた枝は切ってはだめよ。

アメリカノリノキとはどんな意味だろう? ノリノキとはノリウツギ Hydrangea paniculata のことであり、和紙をすくときの糊(のり)として使ったことによるが、アメリカノリノキも糊として使ったのであろうか? それともノリウツギによく似ているとのことであろうか? 北米原産のアジサイ属の植物はノリウツギのイメージを持つとのことで、どうやらアメリカノリウツギといった意味の命名のようである。「植物生態研究室(波田研)のホームページ」様から引用させていただきました。