ウルガリス開花

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Primula vulgaris (吉岡園芸) 04.2.28播種 04.3.30発芽 がやっと開花した。株元には蕾がいっぱい見える。タネ蒔きから1年後に開花だから、原種系では早いほうである。原種の中では比較的丈夫な方だと言われているが、見てくれが同じ様な交配のジュリアンやポリアンサス系よりはずっとデリケートだった。暑さにも蒸れにも弱い。水分過多もだめ。「夏は日陰で乾燥気味に」という原種の鉄則どおりにしておかないと、ご機嫌悪くなった。今はここまで大きくなったから、夏越しは昨年より少しは容易になると思うが。。。。

いくつか発芽したうち、残ったのはこれ1株で、昨秋素焼きのテラコッタ植えにした。ロゼット状になった茶色の葉っぱは昨年の葉っぱ。新葉が出れば見違えるほどになるだろう。花はベリスに似ているが、花のつき方が違う。株元からたくさん出た花茎の頂点に、各1つずつ花をつける。ベリスは1本の花茎から輪生状にたくさんの花をつける。このウルガリスの赤系というタネもいただいて、既に蒔いてあるのでそれも楽しみにしている。

おまけには、これからまだまだ咲くだろうウンナンサクラソウの画像を。蕾がいっぱいあるので、最盛期にまた画像をアップしたい。この毛だらけのサクラソウは、気温が高い時の雨や蒸れには弱いだろう。今は厳寒期だから、雪や雨があってもヘッチャラなんだと思う。ほとんどのプリムラがそうだけど、下葉が用土につくと、その葉は枯れてしまう。だけど下葉がないと、風でぐらぐらしたり安定が悪いのでそのまま放ってある。気温が高くなったらこれらの下葉も摘み取って風通しを良くしてやり、用土も乾燥気味を保つと良い。

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今日現在、発芽しかかっているもの
ヒダカハナシノブ オトメセンノウ


Comments

“ウルガリス開花” への1件のコメント

  1. 山好き、花好きのアバター
    山好き、花好き

    雨の後には・・

    ここ2,3日、雨が降ったのと、雑用が忙しくて、畑の花たちをあまりチエックしてやれ