カッコソウについて

カッコソウとは鳴神山(群馬県)だけに生育するものだそう。
そんな希少種とは、初めて知ったわ。

タネをもらって蒔いても、その種に関することを調べるのはいつも後手後手になっている。
だいたい、始めはカッコソウと思っていたくらいだから、ね~。

鳴神山(標高979.7m 群馬県)は、その昔雷神上人が住んでいたと伝わり、それが山名の由来という。山頂直下には雷神岳神社があり霊山らしい雰囲気に満ちている。小さな双耳峰で、東峰を桐生岳、西峰を仁田山岳とも呼ぶ。山頂一帯にはアカヤシオなどのが見られ、花の山としても人気が高い。

鳴神山の植物 : アカヤシオ、サラサドウダン、カッコソウ(4月下旬~5月中旬)、ヒトリシズカ、ガクウツギなど。

そのカッコソウの保護活動をするカッコソウ保存会なる会があることを知った。
その種の保存は鳴神山に自生するものだけで構成し、
外部栽培種の移植は一切タブーだそう。
明らかに保存会の移植したものと違うものが移植されていると分かった場合
速やかに抜き取るのだそうだ。
ひょえ~、厳しい掟なのね。

そういえばシステムさんも、セツブンソウをタネから増やそうとアナウンスしていたとき
くれぐれも野(自生地)に帰さないように、と注意を喚起していたわ。
栽培種は自生地に帰しちゃいけないんだねぇ。。。

私だったら、せっかく自分でタネから栽培したものを野にかえすわけが無い。
たくさん株があって大変な思いをして管理していても、
なかなか嫁に出せないでいるほどのケチだもん。