キモッコウバラ

rosa_banksiae_lutea070426.jpg
Rosa banksiae var. lutea
ロサ・バンクシアエ・ルテア (キモッコウバラ)

八重咲き、多花性、トゲなし、ツル旺盛に伸びる、剪定に気を遣わない。
・・・良いことずくめと思ったらそうでもない。

このたくさんある花びらがすごく問題。
すぐに満開になってくるが、その一方で早く咲きだしたものは散り始める。
風の強い日は遠くまで花びらが飛ぶ。
その散った花びらは、鉢やポットの上に落ちるとカビてくるのだ。
だからこの時期、気をつけて鉢やポットを見て回る。

今年は開花が遅れるかと思ったらほぼ例年通りか。
しかし、つぼみが見えてからの寒さにはビックリしたことだろう。

そうそう、そう言えば今年は幹の皮が剥けた
交配バラは毎年剪定するが、これは棚の上に這わせているので
古枝や枯れ枝などしか剪定していない。
それでもものすごい花つきだ。
逆に、剪定して枝を少なくしたほうが株のためにはいいかもしれない。

太くなった幹は直径3-5センチほどのが数本あるが、
ここ数年、毎年幹の皮にヒビが入る。
幹が太って皮がはちきれるのだ。
冬の間は乾燥もあってか、幹の皮が浮いてくるので
その中に虫が潜み越冬する心配も有る。
何もしないでいたら、春にはパラリと皮がむけてきた。
それで手の届くところはむいてみた。
来年はもう少し枝を少なくしてすっきりとしよう。