スミレサイシン だと思う

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Viola vaginata ビオラ・ヴァギナタ (スミレサイシン)
青森産 播種:06.11.02(1P) 発芽:07.04.13(1芽)
07.05.04現在:2芽 ポット上げ:07.05.29(3P)

タネをもらった株の葉は大きかったが、タネも大きく真白だった。たぶん、スミレサイシンと思う。葉はボロボロだが、よく見ると閉鎖花が着いていた。せっかくのタネが飛び散る前に採りたい。スミレのタネの採取時期はサヤが上向きになったころが適期と言われるが、早すぎると完熟していないこともあるのでサヤが固くなって水分がとんだ頃を狙う。

スミレサイシンは北海道西南部と本州の主に日本海側に分布する多年草。日本のスミレの仲間では最も大きな葉をつけるもののひとつ。山地の落葉樹林下に見られ、イチリンソウやカタクリ等の早春植物と共に開花する。中国地方では中国山地の山麓に多い。花はスミレの仲間としては比較的大きくて、直径3センチ程にもなり、紫色からほとんど白色に近い紫色。
植物生態研究室(波田研)のホームページ様より引用させていただきました。感謝。