センノウ (Lychnis senno)

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画像 Sphaeralcea incana

センノウという植物について、加納さんからとある記事のコピーをいただいた。
膨大な枚数で大変な手数をかけてしまい、申し訳なさと感謝でいっぱいです。

センノウは学名を Lychnis senno Sieb. et Zucc. という。
中国長江下流地域にあるもので、日本には随分前に渡来したものとされている。
当初はもちろんタネも結実したと、古文書にもあるが
その後、近年になって日本では絶滅したと思われていた。

1997年に発見された、センノウと識別されている「島根個体」は
3倍体でタネができないそうである。
よって関係筋に株分けや挿し木で維持されているとか。

いつ頃から3倍体に突然変異したのか。
タネが流通しないのでは、私たち一般人が栽培することはできないな。
栄養繁殖されたものを入手できたとしても、
自分には維持していく自信もないんだから、考えるのはやめにしよう。
まさに幻の花だ。入手できないと分かると余計にほしいよ。

それからその記事のコピーには、別の話題で「雲南アサガオ」という名前も載っていた。初めて聞く名前だったので、早速検索してみるとIpomoea purpurea にそっくりだが、花びらのふちが少し波打つ。こんな花は初めて見た。

花色は純白のものと、ミルキーウェイのように薄紫のスポットが入るものとがあった。種名が知りたくて、アサガオホームページで調べたが分からない。いつかこのタネも手に入れることが出来るかな。。。やっぱりマルバアサガオ(Ipomoea purpurea)なんだろうか。
マルバアサガオだとしたら、熱帯アメリカが原産だとアサガオホームページには書いてあったが、なぞだらけだ。

さてさて、昨日はインターナショナルシードエクスチェンジに手ごたえあり。ニュージーランドのモニカさんからオファーがありましたよ~。彼女はどんな植物のタネを持っているかしら。。。。

シードリストを提示してくださいと返信しておいた。
楽しみだな~。めぼしいものがなくても、多分交換することになると思うけど。
なるべくなら、アルパインプランツやプリムラ属があると良いんだけどね。