ネクタリー

http://seedsman.jp/blog/jpg/2007/02/helleborus_niger070215-thumb.jpg
Helleborus niger ヘレボルス・ニゲル (クリスマスローズ)
niger,nigra,nigrum 黒色の,黒い キンポウゲ科
播種:03.6.15 発芽:04.03.13 植替え:04.07.02 植替え:05.9.27
植替え:06.04.30(1) 開花:07.01.07

ネクタリーを観察しようと、マクロで大きく撮ってみた。
最近はダークネクタリーがはやりとか。
そして、ダブルやセミダブルも相変わらずの人気。
花弁に見えるものは萼片で、本当の花弁はシベと萼片の間にあるもの。
この花弁は密腺状となり、ネクタリーと呼ばれる。
上のニゲルのネクタリーは緑色で、ラッパ状に開いているのが分かる。

シングルのネクタリーは本来閉じているそうだ。(クリスマスローズの花情報ブログ様より)
ニゲルは原種なので、これは当てはまらないのかも。
確かに、下のオリエンタリス(スポットタイプ)では既に葯から花粉がでている頃にも
ネクタリーは閉じているように見える。
閉じていると言うよりは上部(弁端)が丸まっているようだ。

http://seedsman.jp/blog/jpg/2007/02/helleborus_orientalis070215-3-thumb.jpg

このときは、シベはまだまとまっていて開いておらず、
もちろん葯から花粉も出ていない。
これならはっきりネクタリーが閉じていると分かる。
http://seedsman.jp/blog/jpg/2007/02/helleborus_orientalis070215-2-thumb.jpg

ネクタリーの色までも分類してコレクションしようというのだから、
クリスマスローズ蒐集がここまで過熱するのも頷ける。
私は香りのあるものに惹かれるので、オドルスをタネから栽培できたら嬉しいな。
この間・・・と言っても2005年だが、その10月にトンプソンモーガンで買って蒔いている。
今年発芽しなきゃ、もう無理だよね。