プベスケンス

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Primula x Pubescens プリムラ x プベスケンス Sakumaさん
播種:06.03.02 発芽:06.03.24 ポット上げ:06.06.13(13芽)
植替え:06.11.08(7P)/06.11.14(6P) 開花:07.01.09(1P)
栽培用土にほとんど肥料を入れない私は、新しい用土に替えて栽培することで
開花株まで作り上げる。・・・それは肥料負けが怖いからだ。

しかし、今冬は玉肥えなんていうものを、プベスケンス1株に4個も置いてみた。
これは数年前にタキイで買った株で、2回ほど花を見ている。
だから「失敗しても良いわ」、という考えからだった。
それが早々につぼみをつけ、やはり肥料に強い!と分かった。

http://seedsman.jp/blog/jpg/2007/01/p_pubescens_Takii070107-thumb.jpg

一番上のプベスケンスの実生にも、もちっと肥料あげとくんだったわー。
たいていの山野草はマグアンプを元肥に液体肥料を追肥するというのが通説だが
これら栽培種は多少の有機質肥料にも強いのじゃないかと思う。
これから植え替えることもできるが、たくさんあるので試験的に玉肥え与えてみよう。

ガーデンオーリキュラの変わった花は、一般的な花のイメージを覆す。
造形的でいて、完全に花弁が開くと中心の白い輪は正円に近く幾何学模様のようだ。
花びらはまるでベルベットのようで、遠目には作り物のような質感を持つ。
アップでみるとかっこいいんだけど、興ざめするような本当の画像はこちら
去年春に咲いた別の実生株の花色より濃いかもしれない。
その他の花色はこちら
この色は茶色に見えるかもしれないが、よく見ると
黄色に紫がのっているように見える。
黄色と紫の絵の具を混ぜてもこんな色になるんだろうか。

ダブルのガーデンオーリキュラは咲き始めて2週間ほどになるだろうか。
一輪咲いているだけでも、とても良い香りが漂う。
まだ数輪の蕾があるので、これからも楽しめるだろう。他のダブルも蕾が膨らんできた。
購入物と実生株の一番の違いはこれ。香りの強さだ。
購入物はやはり選抜されているだけあって馥郁とした香りが強いが
実生株では一生懸命くんくんして、やっと分かる程度。
でも、面白い花のバリエーションは他では楽しめないからね。